カシオのデジカメ新製品「TRYX」の広告塔に選ばれた人気若手ラッパーのニッキー・ミナージュ（26）が、ピンク色の特別バージョンのデジカメをオークションにかけ、東日本大震災の義援金にあてることになった。

7日ニューヨーク、白いドラァグ風かつら姿で、ピンク色のダブルデッカーバスのオープントップ部分に乗り、タイムズ・スクエアに現れたニッキー。カシオが発表した、タッチスクリーン部分が筐体からはずれて360度回転する新発想のデジカメ「TRYX」の北米での新製品発売記念のイベントに登場したもので、ピンク色限定色のデジカメを片手に、巨大ビルボードの前でファンの歓声に応えた。

カシオ新製品の広告塔に選ばれた経緯について、ニッキーはMTV Newsに「私は普段あまり機械ものに強くないんだけど」と明かしたうえで、「ちょっとリサーチしたらすぐ使えるようになった。これはおしゃれで、セクシーな商品。カシオにPRに一役買ってもらえないかと尋ねられて、ええもちろん！と引き受けたの。」と語った。

また、ニッキーは「TRYX」発売にあたって、彼女のトレードカラーでもあるピンク色の限定バージョンをオークションに出し、東日本大震災の義援金にあてることを明らかにした。「デジカメの新製品が出るのはクールだけど、それで寄付金という形でお返しもできる。オークションの行方を見守り、大災害に苦しんでいる日本の人たちを助けたい。」

ピンクの「ニッキー・カラー」のデジカメは、限定色で、今後店で買えるかどうかはわからないものの、「絶対に店においてもらうよう頼んでみるわ。」と本人は大変気に入った様子だ。ニッキーは「私は日本文化にとても愛着がある。みんなオークションに参加してね！」と呼びかけた。

一方ニッキーが、ブリトニー・スピアーズ（29）のツアーに同行するかもしれないという話が持ち上がっている。新アルバム『ファム・ファタール』発売に合わせ6月からの北米ツアー展開を発表したブリトニーだが、当初同行を予定していたスペイン出身のポップ歌手エンリケ・イグレシアス（35）がドタキャンを発表。その代わりにニッキーに白羽の矢が立ったそうだ。ニッキーはMTV Newsに「ええ、いまブリトニーとの間で調整しているところなの。」と否定せず。「Oops! I did it again～♪」とブリトニーの名曲を口ずさんでみせた。ゲイのファン層を獲得したいとされるブリトニーだが、ニッキーが同行してくれれば百人力では？
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）