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俳優や画家など多才な活動を展開する片岡鶴太郎が、口蹄疫などの影響から復興を目指す宮崎県を『元気づけられれば』と墨絵を寄贈した。
この件に関わった鶴太郎の姪、山崎卑弥呼さん(30)が3月9日に宮崎県庁を訪れて絵を手渡したことをブログで報告した。
山崎卑弥呼さんは片岡鶴太郎の姪で、宮崎県を拠点に活動する「劇団とんぼ座」の座長でもある。
彼女が宮崎県でイベントなどが中止になり大変な状況を鶴太郎に話したことがきっかけとなり、今回の墨絵の話が実現したのだ。
墨絵はカエルの絵に「よみかえる」と書されたもので宮崎の復興を願う思いが込められている。
卑弥呼さんは3月9日のブログで『贈呈式』と題し当日の様子を報告している。
舞台では役者姿だが、今回は知事と会うので「ビシッとスーツで」キメた写真も披露した。
彼女が昨年、鶴太郎に宮崎の現状を話した時期には、口蹄疫による家畜の殺処分とそれにからむイベントの中止、人の動きがままならないことが暮らしに重くのしかかっていた。
しかしカエルの絵を手渡した3月には「鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火、災害の続く宮崎…」と彼女が記すようにさらに辛い現実があるのだ。
片岡鶴太郎による墨絵「よみかえる」は「県庁に行けば誰でも見る事ができるように飾って下さる」ことを河野知事が約束してくれた。卑弥呼さんは「鶴さんの想いが絵を見た方に届きますように」と願っていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)