赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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南アフリカのニュースでも3月11日以降連日トップニュースとなっている今回の東北太平洋沖大地震。南アフリカからも救助隊をおくる支援活動を行う予定だ。
3月14日に『レスキュー南アフリカ(Rescue South Africa)』が行った発表によると、マグニチュード9.0という大地震と津波による甚大な被害に少しでも援助できるよう救助隊を送る予定だ。救助隊は消防隊、医療チーム、報道関係者、捜索犬4匹とその指導者など約50名で構成されており、3月14日夜の便で出発する予定だという。
『レスキュー南アフリカ』はこの救助隊派遣におよそ700万ランド(約8300万円)を必要としているが、現在のところその半分しかないそうで、「保険会社、携帯会社などがスポンサーとなっているがまだ足りない」という状況だ。
今回の救助隊派遣はNGOも関わっており、ボーイング747をチャーターできている。飛行時間は通常の南アフリカ―日本間よりもだいぶ短く15~17時間とみられているが、救助隊は到着場所などをまだ知らされていないそうだ。この『レスキュー南アフリカ』は災害救援組織が被災地で効率的に活動できるようつくられた国連機関「国際捜索救助諮問グループ(INSARAG)」の傘下にあり、その指示によって活動場所が決定される。
救助隊はハイチでの救助活動も行ったベテランで、電動のこぎりや放射能から体を守る防御服なども持参するという。
各国の救助のプロたちには、日本で被害に遭っている人を一人でも多く助けてもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)