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ある日曜日の朝、ガソリンスタンドの従業員が社長に火をつけた。社長は体の95%をやけどに侵され、現在意識不明の危篤状態にある。
3月6日、日曜日の朝9時、南アフリカのリンポポ州にあるガソリンスタンドで従業員と社長(34)が口論をしていた。口論の内容までははっきりしていないが、社長はその従業員をクビにしたことが他の従業員の証言からわかっている。解雇された従業員はガソリンを瓶に入れて火をつけ、それを社長がいる事務所の窓に投げ入れた。
目撃者の一人でガソリンを入れに来ていた女性は「あんなに恐ろしい光景を見たことはない。社長はかなりひどいやけどを負っていた。」と述べている。他の従業員たちは解雇された従業員がガソリンを入れているところを見ていなかったが、窓に何かを投げ入れたときに彼を押さえつけたそうだ。
体の95%をやけどに侵された社長はただちに救急車で搬送、その後ヘリコプターでプレトリアの大きな病院へと転院した。現在も意識不明の重体だ。火を投げつけた従業員も腕をやけどしたが、警察監視のもと病院で治療中だ。
救急隊によると、燃えている社長を消そうとした人々が使った消火器に入っている物質を、社長が吸い込んだために彼の肺がかなりダメージを受けているそうだ。被害者の髪、まつげ、ほとんどの皮膚は焼けただれており、肺や器官も煙などを吸い込んだことで治療が必要。救急車で搬送中に一度心臓が止まったそうだ。
火をつけた従業員は殺人未遂と放火、そしてガソリン泥棒の罪で起訴される。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)