writer : techinsight

ネットの誹謗中傷被害に対して事前に備える【新・風評被害予防対策パック】の提供開始 マイスタンダード

今回の震災における情報流布は、既存マスメディア発にせよ、ネット発にせよ、正確な情報もあれば、デマ、風評の類もある。特に原子力関連は正確な知識を持つ者が発する情報もあれば、不安感から起きる偽情報もあるわけだが、風評によって損害を被ることは避けねばならない。
そこで、マイスタンダードは、インターネット上の誹謗中傷により発生する風評被害(売上減少/顧客離れ/個人情報漏洩)リスクに対して事前に備えておく、新・風評被害予防対策パック(風評被害予防対策/SEO対策/ネット監視)のサービス提供を開始した。

同社のサービスは、風評被害を防止しながら、SEO対策も講じることができるものとなっている。

具体的には、ユーザーの社名や商品名などに関するキーワードで検索を行った際に、あらかじめ同社が用意したプロテクトページを検索結果に潜り込ませておくことでユーザーを脅かす恐れのある誹謗中傷サイトの上位露出を、事前に完全ブロックしておくことが可能となっている。

また、同社が運営する複数のポータルサイトからの効果的なIP分散被リンクと、同社独自のSEOノウハウを最大限に駆使し、ユーザーにとってメリットある関連サイトの検索順位を最適化する。

ネガティブサイトを押し出すためだけのSEOではなく、新たなPR手段、誘導口の確保として利用できるSEOを実施する。

さらに、有人監視体制のもと、問題の生じる可能性が見込まれると判断した悪質なサイトやブログを発見した際には、早急に対策フローを作成し、被害を抑制するための対応を強化する。

問題となるサイトの検索順位動向を継続的にチェックしながら、媒体に応じた予防対策を実施していく。

こうして、検索結果をクリーンな状態にキープすることで、企業の信用確保、安心・安全なインターネットビジネスを維持していくことが可能なサービスとなっている。

今回の震災対策だけではなく、恒常的に社内の機密情報や個人情報の漏洩による被害を軽減し、求人採用における内定者辞退、離職率の増加、資料請求の低下を防ぐことができる。

また、近年問題となっている学校裏サイトやプロフィールサイトによるイジメの誘発を防止することも可能となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)