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日立情報システムズ 震災地の自治体等の業務再開を支援する仮想サーバシステムを無償提供

日立情報システムズは、今回の東北地方太平洋沖地震の救援支援、復旧・復興を支援するソリューションとして、コンピュータシステムに被害を受けた地方公共団体や中小規模企業、救援を支援する団体などに向けITコーディネータ協会と連携し、同社データセンタで稼働する仮想サーバシステムを6カ月間、無償で提供する。
物理サーバを新規に用意して復旧するよりも短期間で業務再開が可能となり、無償提供ということで、経費が抑えられる点がメリットである。

提供されるのは、仮想サーバシステム ~中小規模企業向けクラウドサービス「Dougubako(どうぐばこ)」と仮想クライアント/サーバ提供タイプ「V-TOP CL/SV」である。

インターネットを通じて、同社データセンタに設置したサーバのハードディスク、メモリを利用するクラウド型のサービスである。

ITコーディネータ協会の協力を得て、必要な事項を伝えれば速やかにセットアップ作業をやってもらえる点が優れている。

提供対象は、東北地方太平洋沖地震の復旧・復興を支援している地方公共団体、中小規模の企業など。

提供期間は、申込み後、サービス提供開始から6カ月間となっており、提供数は1団体1アカウントとして、最大50アカウントが予定されている。

申し込みは、以下のフォームから行うことができる。
https://www.hitachijoho.com/form/dougubako/contact.html

(TechinsightJapan編集部 真田裕一)