データサルベージコーポレーションとアドバンスデザインは、今回の震災の中心に位置する宮城県仙台市の営業所において、「現地・即日無償データ復旧サービス」を開始した。
両社が今回提供する「現地・即日無償データ復旧サービス」は、今回の大地震や大津波に起因するデータ障害に困っていて、データサルベージ社の仙台営業所に直接メディアを持込できる企業や各種団体・学校法人・病院等に対して、無償にてデータ復旧サービスを即日提供するものである。
パーソナルコンピュータのみならず、サーバ等に使用されているRAIDシステムまでに対応し、その時点で最も必要とされる、特に公的な「行政的な住民にかかわるデータなどの救出」を最優先として行う。
現地で使用可能な設備が限定されているため、データ障害の原因・程度によっては、即日・現地処理対応が不可能な場合もあるが、そのような場合でもデータ復旧可否についての診断・判定までは可能である。
データが消失したと思っていても、もしメディアが残っていれば、同社のサービスに申し込んで、復旧を試みることができる。
復旧に成功すれば、機器を再搬入したときに、リストアして業務を継続すること可能となり、震災復旧に寄与することができるので、対象となる団体はぜひ試してみると良いだろう。
連絡先は、次のとおりとなっている。
データサルベージ社・仙台営業所
所在地:宮城県仙台市若林区新寺1-3-19 仙台FLEX1ビル1F
TEL:022-298-7630/FAX:022-298-7631
携帯電話:080-5557-2018
URL:http://sendai.data-salvage.co.jp/
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)