まるでロックのようにブッ飛んだ告白だ。ロックミュージシャンで知られるサミー・ヘイガーが、驚きの体験を明らかにした。以前、彼は宇宙人に何度も誘拐されたというのだ。彼の告白によれば、宇宙人によって何かを埋め込まれ、頭の中から情報をダウンロードされたというのだが。

「ホントなんだよ。エイリアンが何かを俺に埋め込んだんだ。」このように語るサミーは、先日出版した自伝についてのインタビューで、驚きの体験を語った。サミーが自らの半生について赤裸々に明かす自伝「Red: My Uncensored Life in Rock」の中で、宇宙人に何度も誘拐されたという過去について告白している。

そんなサミーの告白によれば、数十年前、彼が4歳の時にカリフォルニアのフットヒルズで、宇宙人とコンタクトをとったのだという。「最初、タイヤのない車かと思ったよ。地面から浮いていて、何か勢いよく噴出していた」とUFOを見たときの様子を語った。

しかし、サミーの体験はUFOを目撃しただけに止まらなかった。彼は宇宙人によって誘拐されたのだという。「エイリアンが、俺の中に何か埋め込んだんだ。」と語る彼は、実験台としてUFOの中で体内に何かを埋め込まれたと主張する。

この宇宙人によって何かを埋め込まれた時の状況について、「宇宙人は、俺の頭の中にどのような情報あるのか知るためにワイヤレスでダウンロードしているようだった」とサミーは説明している。しかし、この体験は、携帯電話やパソコンが登場するずっと前の話であり、当時の彼はどのように説明してよいのか分からなかったとも語った。

もっともサミーが宇宙人による誘拐された体験について告白したのは初めてではない。2004年にも、宇宙人によって誘拐された体験について明かしている。しかし、人々から頭がおかしいと思われることを恐れた彼は、これまでは宇宙人に誘拐されたという体験についてあまり多くを語ることは無かった。

彼は自身の体験について、「実際に起きたことなんだ」と、その真実性を強く主張している。一見すると荒唐無稽なサミーの体験談だが、自伝の出版にあたって大きな話題づくりになったことだけは確かだ。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）