美容家でタレントのIKKOがテレビ番組で悩みを相談したが、それに対する専門家の回答が実に分かりやすく共感した視聴者からも反響があったほどだ。
美のカリスマといわれるIKKO(49)が3月9日放送の「ホンマでっか!?TV」に出演して悩みを相談した。
おネエ系タレントのIKKOに対してコメンテーターの専門家らも男性に対してか女性に対してかの回答を迷い苦戦していた。
IKKOの悩みは「最近、素敵な男性を見ても以前ほどトキメクことが無い」というものだ。「男に抱かれたいという気持ちはあるの」と真剣に話すIKKOの言葉に回答者もようやく『男とオカマに関する悩み』という図式がはっきりしたようだ。
IKKOが具体的な例として「若い頃はトキメクと乳首のあたりがカユくなっていたのに、最近はならない」と言うと共演者の女性らも経験があると頷いていた。
おおたわ史絵氏によるとこれは男女ともにありえることで、乳輪や耳の後ろ、肛門周辺にフェロモンを出す腺があり「若い頃にトキメクとムズムズする」のだ。
高齢化すると次第に男女の性差が薄くなるとおおたわ氏は続けた。それを防ぐ方法として医療の現場でも取り入れられている方法があるという。「エロ小説を読む。特にヒロインに自分を置き換えて読むと良い」と彼女は紹介した。女性が宇能鴻一郎の官能小説やハーレクインの恋愛小説を読むのはそうした点では、理にかなっているのだ。DVDなどの映像よりも40歳以上の年代には活字の方が感情移入できるのでやはり小説がおすすめということである。
さらに他の先生から「ミュージカルなんかを観るのも効果的」と言われると、IKKOは「毎週、それは観に行ってる!」と主張して「それでもトキメキがないのはなぜ?」と焦った。
「それはおばさん化したのかも」と言われて「それが一番いや~!」と叫ぶIKKOに残された方法は官能小説を読むことかもしれない。
ところでこの放送を見た女性から番組HPへ「胸のむず痒さに悩んでいたが、おかげで悩みが解決した」と喜びのコメントが寄せられていた。IKKOの相談がきっかけとなり、悩みを解決できた人が少なからずいるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)