3月9日に放送された「ホンマでっか!?TV」では、出演辞退をブログで宣言した門倉貴史氏に対してと思われる話題が触れられた。
明石家さんまの人気番組「ホンマでっか!?TV」にレギュラー出演していた門倉貴史氏が、ブログで「出演辞退」を宣言したのが2月17日だった。
今回3月9日の放送はその後の収録だったのだろう、経済評論家門倉貴史氏の姿は見られなかった。
番組の進行でもその影響が見られ、心理学者の植木理恵氏の発言に対してパネリストが強い口調で意見するとMCのさんまが「あんまり強く言わんといて、また辞めるから」と神経質に言った。するとレギュラーのブラックマヨネーズ小杉がすかさず「まだ、誰も辞めてません!」とたしなめていた。
門倉氏の行動はさんまのみならず出演者におよぼした影響も大きかった。番組の話題が「ダイエット要因を阻害するのが『言いたいことを主張できない』ことによるストレスだ」とされると、マツコ・デラックスが標的になった。
小杉らから「まだ言いたいことが足りないのでは」と冷やかされたのだ。マツコが「じゃあ、私もブログを始めようかな!」とまたしても門倉氏の件に触れたので小杉も慌てて「止めろ!」とその話題をさえぎった。
そんな状態に耐え切れずにさんまが「みんな約束して! 辞めんとこう!」と叫ぶ場面もあったほどである。
門倉貴史氏は例のブログでは出演辞退の理由のひとつに「『脳科学の評論家』が割り込んで来ることが多い」ことへの不満を述べていたが、この日はその澤口俊之氏も出演していなかった。
また、門倉氏の行動に対して「ショック 尾木ママには信じられません!」とコメントしていた教育評論家の尾木直樹氏の姿もなかったのだ。番組のスケジュールかもしれないが人気のある澤口氏、尾木氏の両者が抜けるのは珍しく、門倉氏への対応を考慮したのではないだろうか。
バラエティ番組と高度な雑学(専門家による知識だが信用するか否かは個人の判断に任せられている)を融合させた他に無いパターンの番組だけに、この件を早く解決して長く続けて欲しいものだ。
ところでブラマヨ小杉が「まだ、誰も辞めてません!」と叫んだのが気になる。門倉貴史氏との和解が成立して復帰という可能性もあるのではないか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)