TVドラマ『デスパレートな妻たち』の人気女優エヴァ・ロンゴリア（35）が経営しているラテン料理レストラン「ベソ（Beso）」。ラスベガスの支店は倒産申請をしたが、ハリウッド本店については「レストランで食事したセレブカップルは別れる」というジンクスの噂が立っている。

あんなにアツアツだった夫、スターNBA選手のトニー・パーカーに浮気が発覚し、この1月に離婚が成立したばかりのロンゴリア。現在はペネロペ・クルスの弟、歌手のエドゥアルド・クルス（25）といちゃいちゃとラブ・アフェアを楽しんでいる様子だ。その彼女が経営するレストラン「ベソ（スペイン語で“キス”の意味）」のハリウッド本店（08年オープン）に9日、ロンゴリア本人が訪れた。彼女はよく店に足を運んでおり、女主人として料理を片手に客に愛敬を振りまいたこともある。しかしこの店は「食事したセレブカップルは突然別れる」というジンクスがあると、芸能情報番組「TMZ」が報じた。

TMZでは「ベソ」は「The place love goes to die（愛が死ぬ場所）」だと称し、「呪われている」とまで言い切っている。ベソで食事をし別れたカップルの一例として、以下を挙げた。
・アシュリー・シンプソン＆ピート・ウェンツ夫妻（2月に離婚申請）
・『アメリカン・アイドル』審査員で音楽プロデューサーのサイモン・コーウェル＆英TVプレゼンターのテリー・シーモア（08年11月破局）
・“デス妻”女優のニコレット・シェリダン＆長年交際の歌手マイケル・ボルトン（婚約するも08年8月に破局）
・ザック・エフロン＆バネッサ・ハジェンズ（10年12月に破局）
・パリス・ヒルトン＆当時交際のダグ・ラインハート（10年4月破局）
・ジェシカ・シンプソン＆NFL選手のトニー・ロモ（09年7月破局）
確かに長いリストだが、ここに経営者のエヴァの離婚も加わり、よりジンクスの信憑性が増したことに。

ただし、店に来ても別れなかったカップルも沢山いる。ジェニファー・ロペス夫妻、トリ・スペリング夫妻、ベッカム夫妻、ヒラリー・ダフ夫妻、ジョー・ジョナス＆アシュリー・グリーン、などなど。ジンクスを破れるかどうかは、実際カップル次第なのかもしれない。

また、ラスベガスの「ベソ」2号店（09年オープン）は今年1月、570万ドルの負債を抱えて、日本の会社更生法にあたる「連邦倒産法チャプター11」を申請し事実上倒産したばかり。その上、建築業者やビジネスパートナーとの間で訴訟も進行中だという。一方でハリウッドの本店は、支店の倒産に影響されることもなく、店そのものは客でにぎわっているらしいが、このジンクスのせいでカップルの客足は遠のくかもしれない。ただし別れたい、と思っている相手がいるなら別。「ベソ」は“泣きべそ”の「べそ」だったりして!?
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）