イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】女優ジェニファー・アニストンの「セックステープ」が流出!?

女優ジェニファー・アニストン(42)の“セックステープ”がとうとう流出か?と聞いて思わず「ん!?」と身を乗り出してしまった人は多いはず。このビデオ、確かに“セックステープ”であることに間違いはないのだが、「ジェニファー・アニストンのセックステープ」と名付けられたミネラルウォーターのCMだった。果たしてその内容は?

CMは、アニストンが数年前から同商品の広告塔を務めている、Glaceau社の「スマートウォーター」という高級ミネラルウォーターを宣伝する目的で作られたもの。最近では、どんな内容のビデオであれ「ヴァイラル(Viral)」であること、つまり「ウイルスに感染するかのごとく」爆発的に広まることが、ネット上で話題を呼ぶことの前提条件となっている。それを上手に逆手に取り「究極のヴァイラルCM」を作ろうという企画である。

ビデオではまず冒頭、米イリノイ州に住む15歳の口パク少年、キーナン・ケイヒル君が登場し、ヒット曲『Like a G6』をリップシンクする。この少年の口パクは、昨年ごろからユーチューブでヴァイラル化しているものだ。するとアニストンが割って入り、「何か水についての歌はない?」と聞くが少年は知らないと答える。

アニストンはそれじゃあ、と気を取り直し「ハーイ、ジェンよ。スマートウォーターの宣伝をしたいんだけど、ウイルス(Virus)みたいなビデオを作らないといけないの。」とモノローグ。すると、3人の“ラブリーなインターネットボーイズ”が出て来て「それはウイルス(Virus)じゃなくて、ヴァイラル(Viral)ですよ。」と説く。

ヴァイラルにするには、やっぱり動物!ということで、まずはゴールデンレトリバーの子犬がわんさかと登場する。次はオウム。しかし水の宣伝文句を言わせようとしても、アニストンの人気シットコム『フレンズ』での役名にちなんで「レイチェル、君の髪の毛サイコーだよ。」とオウムに言われてしまい失敗。

お次に登場するは「踊るCGベイビー」であるが、これもベイビーなのに「ダーティーダンシング」を始めてしまい、失敗。次はまたもやユーチューブで大ヒットとなった「ダブル・レインボウに大げさに感動する男」のパロディが現れるが、これもダメ。そして次は「大ファンだよ」と称する男性の股間を「これで10万ビューは固いんですって」と思い切り蹴りとばすアニストン。男性は本当に痛そうだ…。

今度は「何だか暑くない?」とジェリー・ラファティーの70年代の名曲『Baker Street』のサキソフォンの調べに乗って、髪をスローモーションでかきあげセクシーに水を飲むアニストン。“インターネットボーイズ”一同がうっとりしたところで、彼女が「で、このビデオは何て呼ぶの?」と聞くと、ボーイズの1人が「ジェニファー・アニストンのセックステープですよ。」と答え、アニストンが“それよ!”とばかりに「I love it!」とオトす。

ビデオで印象に残るのは「40歳超えてもやっぱりアニストンって可愛い」ということだけのような気もするが、すでにユーチューブでは11日までに500万ビュー超えを達成したのだから、マーケティング戦略としては大成功といえる。百聞は一見にしかず。ビデオは下のリンクで見られるので、ジェンの「セックステープ」もとい「飲料水の新CM」が見たい方はどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=Rc47LcvIxyI&WT.srch=1
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)