ジャスティン・ティンバーレイク(30)は、現在「失業中」だ。とはいっても「俳優業」での話。映画『ソーシャル・ネットワーク』ではいくつかの賞にもノミネートされ、評価も高いジャスティンの俳優としての仕事だが、現在ハリウッドからのオファーがない状態で、夏には本業の音楽活動を再開するかもしれないとのことだ。
「いまオレは失業中なんだよね」とは、第83回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットで、ジャスティンが「E! Online」に漏らしたひとこと。映画『ソーシャル・ネットワーク』では、ファイル共有ソフト開発や音楽配信サービスで知られる「Napster」社の共同設立者、ショーン・パーカー役をクールに演じ、いくつかの賞にもノミネートされた。その「名優」ジャスティンに、今現在ハリウッドからのオファーが無い状態だというのだ。
彼は「誰にも雇われていないんだ。だから自分自身を雇って、音楽を書くかもしれない。もうすぐ実現するよ。この夏には音楽活動に戻って、スタジオで過ごすかもしれないね」とコメント。夏にも音楽活動再開することをほのめかした。
俳優としての彼しか知らない人はあまりいないと思うが、ジャスティンの本業はもちろんミュージシャン。しかし06年のソロアルバム『FutureSex/LoveSounds』以来、俳優業に専念しており、音楽活動は事実上休止状態だった。彼は雑誌「Entertainment Weekly」に昨年10月、「いつ次のアルバムを制作するかは全く未定」とコメントしており、「音楽に帰りたくなる時期が来ればミュージシャン業に帰るが、その時期はいつかわからない」というスタンスを明らかにしていた。それだけに「ハリウッドからのオファーが途絶えた」のは、ジャスティンのミュージシャン復帰を待ち望んでいる人にとっては嬉しいニュースかもしれない。
とはいってもこの夏には、元カノのキャメロン・ディアス(38)と共演したコメディ『Bad Teacher(原題)』と、映画『ブラック・スワン』で話題のミラ・クニス(27)と共演したラブコメディ『Friends with Benefits(原題)』の2本が全米公開される予定で、まだまだ「俳優」ジャスティンの姿は拝めるので、ご安心を。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)