俳優ベン・アフレック(38)とマット・デイモン(40)の長年の親友コンビが、なんと夫婦スワップを扱ったスキャンダラスな映画の製作を企画している。
92年の『青春の輝き』で共演して以来の親友というこの二人、97年には共に脚本を書いた『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が大ヒットし、アカデミー賞では一緒に脚本賞を勝ち取った。ともに05年に結婚し、ベンは女優のジェニファー・ガーナーとの間に二女が、そしてマットはルシアナさんとの間に四女がいる。
現在ベンと俳優の弟ケイシー・アフレックが脚本を書いているというその映画のタイトルは『The Trade』。2012年の公開を目指しているというベンは、MTVとのインタビューで「監督には誰をと考えていたら、まっ先にマットの顔が浮かんだ。彼にピッタリだと思ったよ」と答えている。またスワッピングを演じる “妻役” についてはナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズ、レベッカ・ホールなどが候補にあがっているそうだ。
映画のストーリーは、大リーグNYヤンキース内で実際に起きた2組の夫婦のスキャンダルを基にしているというベン。1973年、マイク・ケキッチ投手とフリッツ・ピーターソン投手の間で夫婦交換が行われていたことが発覚し、二人は “スワッピング投手” と呼ばれ、世間の大きな話題となった。結局ケキッチ夫人であったスザンヌさんはピーターソンとくっついてしまい、現在もニュージャージー州で仲良く暮らしているが、ピーターソン夫人であったマリリンさんはケキッチと破局している。
そのため関係者の中には『NYポスト/Page Six』に、「ケキッチはあのスキャンダルとは関係のない女性と再婚して、現在はニューメキシコ州で静かに暮らしています。ピーターソンはハッピーエンドでしょうが、ケキッチはあの後精神的に参ってしまい、色々とありました。40年近く前のスキャンダルを蒸し返すわけですから、この映画の実現については少し難しい点もありますよ」と語る者もいる。
さて、最近では夫婦不仲説も出るようになったベン、そして女系家族だとボヤいているマット。二人とも、何となく自分の結婚生活に飽きが生じて来た? スワップ願望を映画にぶつけている? 「監督にはマットがピッタリ!」などと表現されてしまったことを、彼の妻ルシアナさんはどのように解釈したらよいものか…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)