結婚69年の91歳夫婦、9日違いで旅立つ「夫の最期、妻は手を握って離さず」…
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日本でもまさにこの週末、シリーズ3作目の公開が予定されているというのに、大変残念なニュースである。人気ファンタジー映画『ナルニア国物語』のプロデューサー、ペリー・ムーア(Perry Moore)氏が17日に39歳という若さで急逝した。
『ナルニア国物語』は、日本では2006年3月に “第1章ライオンと魔女” が、また2008年5月に “第2章カスピアン王子の角笛” が公開となっていた。そして “第3章アスラン王と魔法の島” は、製作・配給がウォルト・ディズニーから20世紀フォックスに移り、日本でも今月25日の公開を待つばかり。その3作全てにおいて、エグゼクティブ・プロデューサーを務めたのがムーア氏であった。
ゲイをカミングアウトしていた同氏は、2007年には10代のゲイの少年を主人公にしたスーパーヒーロー小説『Hero』を出版し、2008年の映画『Lake City』で共に脚本と監督を務めたハンター・ヒル氏と、NYグリニッジ・ヴィレッジのアパートで同棲していた。
17日、バスルームで意識不明となっているムーア氏にはすぐに救急車が呼ばれたが、救命救急士は心肺停止を確認。地元警察はその後、「ムーア氏は麻薬性鎮痛薬であるオキシコンチン(OxyContin)を過剰摂取していた。事件性はなく、検死結果を待ちたい」と発表した。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)