『ティック・トック』の歌姫(姫という言葉が似合うかどうかは不明だが) “KE$HA” ことケシャ・ローズ・セバート(23)は、本当にウイスキーの「ジャック・ダニエルズ」で歯をキレイにしているそうだ。
ケシャの大ヒット曲『ティック・トック』は、パーティ三昧の日常を歌ったものだが、実はそこに “歯磨きはジャック・ダニエルズのボトルよ” という歌詞がある。当然「なんと奇妙で危険な悪癖。子供に聴かせられないような歌手だ」と批判が続出していた。
しかしこの度、「Vanity Fair」誌とのインタビューで、“そんなアブナイこと、ただの冗談でしょう? 否定しておいた方が…” と勧められると、ケシャはムキになってこう語った。
「イヤよ! だってジャック・ダニエルズには殺菌力があるのよ。朝目が覚めてクサい息で男とキスするより、それで口をすすぐ方がずっと利口よ。」
昨年8月には、右の犬歯(糸切り歯)に金歯をはめてギラリと微笑み、ファンをビックリさせたケシャ。歯は彼女の大事なチャーム・ポイントなのであろう、どうか一生大切に…。ところで、この度の第53回グラミー賞に全くノミネートされなかったことについては、こう語った。
「正直ガッカリよ。でもね、すごく仲良くしている “Black Keys” がノミネートされた(アルバム『Brothers』でベスト・ロック・ソング賞およびベスト・オルタナティブ・アルバム賞候補に)ことが嬉しくて。だって彼らは活動10年目でようやくなの。私なんてデビューして1年かそこら。文句を言うより、次のグラミーを目指して頑張らなくちゃね。」
ジャック・ダニエルズの件だけはオイオイといった感じだが、グラミーへのノミネートを逃したことに腐れることもなく、なかなか謙虚かつ前向きな性格の持ち主でもあるようだ。今後の活躍に是非とも期待したいので、どうかアルコールはほどほどに。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)