2007年のDUIによる事故で執行猶予となり、現在も保護観察期間中であるリンジー・ローハン(24)。そしてこの度は、ネックレス窃盗容疑で裁判所に出頭である。そのような中、噂される司法取引を前にちょっとした開き直りを見せている。
先月22日に、自宅近くの宝石店Kamofie & Companyで、20万円ほどのネックレスを盗んだとして起訴されたリンジーだが、実は大分前から彼女には詐取や万引きの癖を疑う声(是非バックナンバーでご確認を)があがっており、彼女の抱えている問題がアルコールやドラッグの依存ばかりではないことをうかがわせる。
9日のLA郡高等裁判所Airport Courthouseでは、裁判長からいきなり “調子に乗ってはいけません” と諌められたリンジー。保護観察期間中でありながら、禁じられていたはずの飲酒やドラッグに手を出し、しかし保釈金によってオツトメを上手に逃れているリンジーに対し、裁判官や検察側の心証はひどく悪い。
よって今回の件は、“故意に盗った” であってはならないのだ。防犯ビデオの映像により、リンジーがそのネックレスをつけたままお店を出たことが証明されたとしても、ショーン・チャップマン・ホリー弁護士は、「色々な商品を試しに着けてみるうちに、ボヤッとして外し忘れてしまうということもあります。弁護の余地はタップリありますよ」と強気な姿勢を見せている。
そんな中、リンジーはツイッターにて「ああ、さっさと仕事に戻りたい! 私は万引きなんて絶対にしていないもの。ウソをついたり、騙したり、盗ったりするような人間には育てられていないわ」とつぶやいた。
そうか、リンジーはきっとボヤッとした子に育てられたのだろう。だが学童期の成績は、常にトップであったというではないか。ひょっとして、ボヤッとするような薬をまだ飲んでいる? いや、法廷でそれを語るわけには行かないか。次のヒアリングは23日に予定されている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)