先月に宝石店から約20万円のネックレスを盗んだとして起訴されている、リンジー・ローハン(24)が9日午後、ついにLA郡高等裁判所へ出廷した。 “借りただけ” として全面的に無罪を主張しているリンジーだが…。
現地時間の9日午後1時過ぎ、おなじみの女性弁護士ショーン・チャップマン・ホリーさんを伴ってLA郡高等裁判所「Airport Courthouse」に現れたリンジーは、身の潔白をアピールするような白いミニ丈のドレス。だがキース・シュワルツ裁判長はリンジーに対し、“手加減ナシ” をいきなり強調。冒頭から厳しい空気が広がった。
「今回は重い罪である窃盗の容疑ですから、これまでとは少々扱いが異なります。それを理解しておいて下さい。あなたはここにいる全ての人と同じであり、特別扱いは一切ありません。」
なお雲行きについては、被告人側のホリー弁護士とダネット・メイヤー検察官との間で、司法取引(被告が罪を認める代わりに検察官は減刑を考慮)がいずれ行われ、仮にリンジーが窃盗を認めて拘置となった場合にもすぐに保釈されると見られている。
裁判長はしかし、「窃盗事件についての保釈金として2万ドル、保護観察期間中に罪を犯したことによる再拘置についての保釈金として2万ドル、計4万ドルが必要になります。その保釈中に何か違法行為があった場合は、直ちに拘置所への逆戻りを命じ、2度と保釈には応じません。決して調子に乗らないように」とキッパリ。
なおリンジーがフローリストに依頼し、その宝石店宛てに花を届けさせていたことが発覚した。ご機嫌をとる、あるいは裁判を自分に有利な方向に導こうとする汚いやり方だとして、宝石店は激怒。裁判官からも、こうした接触はあってはならないとリンジーは厳しく諌められた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)