“クラッシュ”、“Ray/レイ”、“ハッスル&フロウ”、 “アイアンマン” といったヒット作品を持ち、温和そうな人相が誰からも好かれる黒人俳優テレンス・ハワード(41)。だがその私生活がどうにも冴えない。2度目の妻ミシェルさんに、結婚たった1年にして離婚を突き付けられた。
ハワードは1989年にロリ・マッコマスさんと結婚し、3人の子をもうけたものの2003年に離婚。彼女とは2年で復縁したが、またすぐに離婚している。
そして2009年、“Fighting(原題)”で共演した女優ズライ・エナオと熱愛、婚約まで行ったがほどなく解消。その破局の原因と言われたミシェル・ゲントさんと2010年1月、ごく親しい人のみを招いてLAのレストランで極秘に挙式していた。
だがあれから1年、先月27日に家を出たというミシェルさんは今、メディアの取材に「いわゆる 『和解し難い不和』 が離婚の理由ですが、弁護士費用を含むこの裁判にかかる一切の経費は彼に請求するつもりです」と語り、鼻息は荒い。
実は最初の妻ロリさんとの別居、離婚、復縁、再びの離婚、これは全て彼のDV癖が災いしていた。ペンシルヴァニア州ホワイトマーシュで2001年9月、ハワードは当時別居中であったロリさんを電話で威嚇し、警察に通報された事を知ると激怒。彼女を追い掛けてその顔面を2度殴り、駆け付けた警察官により現行犯逮捕されている。
今のハリウッドにおいて、ハワードの存在価値はとても大きい。温和な笑みをたたえ優しい声で語りかける、そんな彼のイメージのためにも、まさかあの同じ過ちを、ミシェルさんとの結婚生活でも繰り返したとは思いたくないが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)