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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「モー娘。でホラー映画撮りたい」。矢口真里がアイドル映画監督に意欲。

DVD『100人カメラマン』が1月26日発売された。キッカケとなったテレビ『How to モンキーベイビー!』(TOKYO MX)のMC矢口真里と劇団ひとりがラジオ番組でDVD完成までの苦労を語った。

テレビ番組『How to モンキーベイビー!』で素人カメラマンがムービー撮影ができるカメラを持ち寄り「実際に、役者の演技を撮影してみよう」という企画が盛り上がり、今回のDVD『100人カメラマン』作成へと至ったのである。
2月2日に放送されたラジオ『ニチイ Everyday Thanks』 (TOKYO FM)ではその制作に関わったタレントの矢口真里と劇団ひとりが出演した。

劇団ひとりは高機能カメラを購入したが、写真撮影しかできずにムービーを撮ったことがなかった。それが発端となり『7人カメラマン』としてムービー機能を映画に活用しようと思いついたのだ。
次第に人数が増えて、ついに100人の素人カメラマンが集結して撮影したのが今回のDVDである。

矢口真里は今回、監督としても関わっており「上手い人もいれば、最後までピントが合わせられない人もいた」といかに素人がそろったかを説明して、そのカメラマンのカットは「最終的に手前のチェーンにピントが合っていたのでそれを採用した」と話した。
例えばキスシーン1つにしても、10数カットある中からどのカットを選ぶか検討しなければならず、総撮影24時間分からの編集はなかなか大変だったようだ。
もっとも劇団ひとりに言わせると「(矢口は)こんなに言ってるけど、大部分はスタッフがやってますから」というのが現実のようだ。矢口はそれに対して「抜粋するところは私もやりましたよ!」と必死に弁解していた。

しかし、実際に矢口はかなりの映画好きで、映画館とDVDをあわせると年間で100作は鑑賞するという。
そんな矢口は今後映画を撮ってみたいとも語っている。彼女は劇団ひとりの「芸人の映画監督はかなり出てきたが、アイドルの監督はまだいないからやった方がいい」とのアドバイスでその気になっているのだ。
「ホラー映画が撮りたい」という矢口は、パーソナリティの赤坂泰彦から「モー娘。を全員集めてゾンビにするというのは?」という案を聞いて「それ面白い!」と乗り気だった。

映画監督への意欲を見せる矢口真里は、DVD完成インタビューで「私にとっての監督業は…」と偉そうに答えて失笑を買っていたことを劇団ひとりから明かされた。
だが、彼女はそんなことは気にせず、赤坂から「どうする? タランティーノと対談とかになったら?」と聞かれると「10分くらいならいいですよ」と答えており、すでに気分は監督のようだ。

今回のDVDでは一部ではあるが矢口真里は実際に監督の仕事を経験したのだ。業界でも人気のある彼女がその気になれば映画制作に協力してくれる人は多いだろう。近いうちにアイドルの映画監督誕生となるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)