人気番組でありながら『子どもに見せたくない番組』NO.1とも言われるのがバラエティ番組「ロンドンハーツ」だ。
そのDVD第2弾が発売され出演者のロンブー亮らがラジオ番組に登場してメインMCロンブー淳について本音を語った。

2月2日に「ロンドンハーツDVD 第2弾 vol4・5」が2巻同時発売された。同番組の人気企画でもあるドッキリモノを中心に収録されたものだ。
2月25日に福岡のFM番組「モーニングジャム」（FM FUKUOKA）に宣伝の為に訪れたのが、そのドッキリの常連でもあるロンブー亮と狩野英孝の2人だった。

亮によるとドッキリ企画には淳のアイデアが活かされていることが多いそうだ。淳は騙そうとするターゲットに関するほんの僅かな情報でも「それいけるぞ！」と閃くのである。
そんな淳の天才的ともいえる面を亮は「僕らが好きそうなエサを良くご存知」と感心していた。

淳はそんな調子で「これぐらいやろ!?」と何度も仕掛けを重ねていき、その期間は2か月、3か月と続くこともある。
これまでに数えられないほどドッキリにひっかかった狩野英孝は『50TAでCDデビュー』するドッキリの時などは「あまりに長くてドッキリにかかった実感が無い」と話した。

ドッキリのひとつに「The Bl@ck Mail」や「マジックメール」がある。これは女性になりすました淳がターゲットをメールでデートに誘うものだ。
その犠牲者として知られるのが狩野英孝をはじめ、ゆってぃ、村上健志（フルーツポンチ）なのである。淳はこの3人の掛かり方は彼の最高傑作として「新ドッキリ御三家」と称するほどだ。

「マジックメール」に引っかかった者はドッキリだと明かされた後もずっとその気になっていると亮は言う。彼らは『女の子がホントは（自分のことを）好きなのでは』と思っているところがあるそうだ。
そのひとりである狩野も「（女の子と）仕事で会っても元カノみたいな感じがする」と明かした。さらにフルポン村上やゆってぃは相手の女性のブログを今もチェックしているらしい。
淳が考えたドッキリが巧みすぎて、彼らは心のどこかで今も『本当』を信じているのだ。

今回発売されたDVDの応援ソングは、そんなドッキリから誕生した50TA（狩野英孝）による「Dynamite Vitamin Dvd～魂SOUL～」なのだ。
ドッキリ企画からそんな明るい副産物が誕生したのも、ギリギリまで突き詰めたロンブー淳の企画だからできたことだろう。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）