言ったほうが親切なのか、気付かないふりをするのが優しさなのか。鼻毛が出ている知人に遭遇して、こんなふうに悩んだ経験のある人は多いだろう。そんなとき、ちょっと使えるウェブサイト、鼻毛通知代理サービス「チョロリ」を活用しよう。
「近くにいても直接言えないことってあるの」かわいい彼女にそう言われ、男が期待しながらケータイに届いたメールを開くと、「チャック開いてる」の文字。CMを見て「あるある!」と思った人も多いのではないだろうか。
チャックと同様、直接言いにくいことの一つに鼻毛がある。顔の真ん中で鼻息でピラピラ蠢く鼻毛を見ていると、気になって会話に集中できない。ああ、言いたい。でも恥をかかせることになるかもしれないから言えない。もどかしい思いのまま時間が過ぎる。そんなシチュエーションに遭遇したときに役立ちそうなのが、依頼主にかわって相手にメールで鼻毛が出ていることを伝えてくれる鼻毛通知代理サービス「チョロリ」だ。知らせたい相手の名前やメールアドレスなどを入力すれば、鼻毛が出ていることを伝えるお知らせメールを送ってくれる。お知らせメールは「チョロリ」のメールアドレスから送信され、依頼主の名前は明かされない。これならほかの人にばれないようにそっと伝えることができるし、依頼者が変に恨みを買うこともない。依頼主会員登録なども不要なので、気軽に利用してみてはどうだろうか。ただし、デートの最中(つまりサシ)に「チョロリ」を利用すると、依頼主があなたであることはバレバレなので注意されたし。
ちなみに筆者も早速鼻毛の伸びやすい夫に「チョロリ」からメールを送り、後で「鼻毛手入れした?」と聞いてみた。しかし、本人の顔を見ずに送ったので、そのとき鼻毛は出ていなかったらしく、夫から「せめて本当に鼻毛が出ているのを確認してから送れ」と怒られてしまった。冗談で「チョロリ」を使うのはかなりの反感を買いそうなのでこちらも注意されたし。
(TechinsightJapan編集部 小林由佳)