弁当男子なる言葉も生まれ、家計や健康のお助け役としてすっかり定着した手作り弁当。弁当箱売り場に行けば、色や形がかわいいものや、機能的なタイプなどたくさんの種類があるが、正直どれもカバンに入れづらいという印象がある。わざわざカバンを分けるのは面倒くさいし、汁漏れするのはもっと困る。そんな理由で弁当デビューを踏みとどまっている方も多いのではなかろうか。
学生カバンに突っ込んだ弁当箱から、おかずの汁が漏れて教科書にしみが。。。なんて悲しい思い出がある人は、一定以上の年齢の人だけだろうか。あのころの弁当箱は長方形の平べったいものがほとんどで、カバンの中にスペースを確保するのが一苦労。知らずに弁当が斜めになっていたりして、ごはんが片寄っていたり、汁が漏れていたりなんていうことは日常茶飯事だった。いろんな形の機能的なお弁当箱が販売されている今も、そんな心配があるために通勤用カバンと弁当用カバンを分けて持ち運んでいる人が結構いるようだ。
そんな方に喜ばれそうなのが、株式会社キューブエッグが発売するタワー型ランチボックス「ZEN」だ。「ZEN」はバッグの8センチ四方の隙間に収納できる日本初のランチボックス。これならいつもの通勤カバンの隙間にスッと入れられて、弁当用カバンを別途持ち歩く必要がないので、弁当をスマートに持ち運びできる。また、水密性抜群で、倒れないようにバッグに入れればシチューやカレーでも汁漏れしないというから、弁当メニューの幅がぐんと広がりそうだ。
タワー型ランチボックス「ZEN」は税別2000円。2011年3月から全国の有名生活雑貨チェーン店や主要百貨店などで販売予定なので、新たに弁当生活をしたいと考えている人は、しばらくランチボックス購入を待ってみてはどうだろうか。
(TechinsightJapan編集部 小林由佳)