現在、11年ぶりの連続ドラマ『冬のサクラ(TBS)』に出演中の今井美樹。今年は3月にデビュー25周年を記念したベストアルバムを発売し、4月末からはコンサートがスタート。多忙を極める彼女が、2月18日放送『はなまるマーケット』(TBS系)のはなまるカフェのコーナーで、私生活からドラマの話まで終始笑顔で語ってくれた。
「わあ~、なにコレ? びっくりした、お化けみたい。」と驚く、今井美樹。今から19年前に放送された、ドラマ『あしたがあるから(TBS)』のVTRに映った自分の姿を見ての感想である。それは肩ぐらいまでのソバージュヘアで、さらにエアリーなアレンジを加え当時は大流行した今井の髪形である。だが今の感覚では、ただのボサボサの大きな頭でおまけに、メークのベースが厚くて白塗り。“お化け”みたいと表現するのも納得できる。だが他人事のように驚いて「アハハッ。」と笑う彼女に、すがすがしさと親しみやすさを感じた。
『冬のサクラ』で共演している佐藤健の実母の年齢が今井より1才年下だと聞き、「膝から崩れ落ちそうになった。」という今井。今はこのドラマの撮影のため、早朝から夜中まで家には帰れない日が続いている。そのため小2の愛娘と5日間も、会話ができない日がある。そんな時は夫の布袋寅泰が朝食を作り、娘を学校に送り出すそうだ。布袋は料理が得意で、特に盛り付けが美しいという。今回久しぶりに連ドラの仕事をして今井は、昔と比べてスケジュールの過酷さに驚いたと語る。だから家族の協力無しでは、引き受けられなかった仕事のようだ。
彼女の歌はもちろん、ナレーションもフリートークも聞いていて心地よいのは声質のせいだろうか。今井の最大のヒット曲『PRIDE』は、愛娘の赤ちゃんの頃からの子守唄だったと話し、今でもこの曲を聞くと娘は寝てしまうらしい。自分の持ち歌で子どもを寝かしつけることができるとは、なんて素敵な職業だろう―と、記者は羨ましく思ってしまった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)