無謀な挑戦でお茶の間を沸かせ続ける出川哲朗。彼はいつも色んな動物たちと戯れ(というか戦い続け)、日々恐怖と隣り合わせの仕事ばかりをこなしているイメージがある。熊やサメ、その他危ない動物たちと向き合い、いつかみ殺されてもいいような状態で彼は無謀にも立ち向かい続ける。そんな出川が、最近ロケ以上に怖い体験をしたことを明かしている。
それは2月16日の自身のブログ「出川哲朗オフィシャルブログ‐俺の女の口説き方‐」で明かしている。題名は「本当の勇者」としており、「一体誰が勇者なのだろう?」と思ってしまう。
出川は今、ロケでロサンゼルスに滞在している。今回彼が戦う相手は「サイ」ということで、いつも通り危険なロケが予想される。出川がホテルで戦いを前にして休んでいる時、突然警報ベルが鳴り響いたというのだ。「火事だ!」あっという間にハリウッド映画のように消防車やパトカーが10台程集まった。出川は急いで貴重品だけ持ち一階へ降りて行った。そこにはたくさんの消防士達が集まっていた。それを見た出川は「彼らこそ本当の勇者だ」と思ったという。結局それはボヤ騒ぎで済んだものの、出川自身、熊やサメと戦うよりビビったというのだ。やはりテレビのロケとは全く異なる「予測できない災害」にはさすがの出川も本気でビックリしたようだ。
色々なロケ地に出歩く機会のある出川だけに、滞在先でのトラブルも多くあるだろう。しかしそれはやはり打ち合わせもリハーサルも全くないものだけに、人として本当に身の危険を感じてしまう。仕事でも危ないことばかりこなしているのに、休んでいる時もそんな災難に遭ったら、彼自身全く休むところがないだろう。ちなみに出川は今年で47歳。この芸風は一体いつまで貫くつもりだろうか。いつも体を張った芸風で私たちを驚かせてはいるものの、それはやはり体力があるからこそだろう。だが、危険なロケといえば出川というイメージが何故か強い。アクが強いせいか、他の芸人よりもまず先に脳裏に割り込んで現れてくる。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)