エルトン・ジョン(63)と同性婚“夫”であるデヴィッド・ファーニッシュ氏(48)の間に、代理母によって昨年末誕生したばかりの息子ザカリー君。その息子のゴッドマザー(洗礼上の母親であり、後見人)の有力候補として、あのレディー・ガガ(24)の名前が挙がっているという。
エルトンの“夫”であるファーニッシュ氏は、出身地カナダの雑誌のインタビューに答え「ザカリー君のゴッドマザーはもしかしたら、レディー・ガガにお願いするのでは?」とのインタビュアーの問いかけに、「まだ公式には発表していないので、コメントしたくはない」としながらも「あなたの情報筋はとても良い情報を持っていますね!」と否定も肯定もしなかったという。
「ゴッドマザー」とは、赤ちゃんのキリスト教の洗礼式に立ち会い、“神に対する契約の証人”となる役割の女性。洗礼式後も、赤ちゃんの人生における“後見人”的な役割を担うことが求められる。もし選ばれれば、ザカリー君の人生に大きな意味をもつことになるが、生肉ドレスを着たり、血と精液の香水をプロデュースしたり、ウイスキー・ダイエットをしている、あのガガ様で本当にいいのか!?
しかしファーニッシュ氏は、ガガ様の存在そのものに惚れ込んでいる様子だ。「彼女は存在そのものが、“全てを受け入れること”、“寛容であること”を体現しているような人。彼女は、どんな自分でもなりたい自分になればいい、画一化された世界に生きる必要はなく、個人主義であっていいんだ、ということを信じている。これは世界中どこを探しても、ベストなメッセージだと思う。」と絶賛である。
もちろん、このファーニッシュ氏のコメントの背景には、ガガがゲイ・コミュニティーのアイコンであることや、彼女の新曲「ボーン・ディス・ウェイ」が“ゲイ、ストレート、バイセクシャル、レズビアン、性転換者だって関係ない”というその歌詞の内容から、「ゲイのための国歌」と称されていることなどがある。また、エルトンとガガの間には、2010年のグラミー賞の舞台でお互いのヒット曲を弾き語り、共演したことに端を発する「友情関係」があるという。
ファーニッシュ氏とエルトンは近々、ザカリー君のゴッドペアレンツ決定について声明文を出す予定だというが、ガガ様はゴッドマザーを引き受けるのか、そしてエルトンは本当に息子の「ロールモデル」がガガ様で良いのだろうか!? 答えはもうすぐ明らかになるようだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)