元親友だが、今はライバル関係にあり不仲とされているパリス・ヒルトン(30)とキム・カーダシアン(30)が仲直りか? 日曜日に開かれたグラミー賞のアフターパーティで、キムがパリスにハグし、言葉を交わしていた様子が目撃された。二人の確執を知る人々の間では、意外な二人の「歩み寄り」に驚きの声が漏れている。
芸能サイト「Radar Online」によると、大手レコード会社「インタースコープ」の主催するパーティに妹のニッキー(27)、母親のキャシー(51)と共に出席していたパリスに、キムがまず歩み寄り、ハグ。それを見た二人の確執を知るパーティ出席者たちは、驚きを隠せなかったという。キムはパリスに誕生日を祝う言葉をかけ、パリスはキムが「ハーパース・バザー」誌のインタビュー記事でパリスについてコメントしたことに礼を言い、お互いのドレスを褒め合うなど、そのやり取りは終始フレンドリーだったという。パリスは「キムの成功を心からお祝いしているわ」と後にコメントを出した。
この「ハーパース・バザー」誌の記事とは、先月発行されたキムのインタビューのこと。キムはパリスについて「あまり最近は話していない。」と前置きした上で「彼女はこれまで私の人生に長く関わって来たけれど、人生にはその人と離ればなれになって、お互いが似ていないと気がつく時期もある。」とコメントしていた。
パリスとキムは二人とも育った環境が似ていることから、子供の頃からの親友。当初は人気、知名度とも格上のパリスがキムをハリウッドの社交パーティに連れていくなど、「後見人」的役割を果たしていた。しかしキムの人気がリアリティTVなどの成功で昇り調子になるのと同時に、二人の間にはライバル関係のようなものが生まれていたという。
しかし、この不仲説はメディアが面白半分に作り出したもので、実際は確執などないという説もある。また前述の「パーティでの鉢合わせ劇」も別の情報では、時間にして30秒ほどで、仲直りにすらなっていなかったという説もあり、どちらを信じてよいものやら。さすがはアメリカが誇る二大リアリティTVの女王、真相をうやむやにするのは誰よりもお得意のようである…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)