先のクリスマスに、英国のベテラン・ポップ歌手エルトン・ジョン(63)はめでたくも “ママ” になり、人気芸能雑誌がこの度その幸せそうな家族写真をデカデカと掲載した。ところがこれを芳しくないと感じている人が…。
関連記事からご確認頂ければと思うが、先のクリスマスに代理母が出産したザカリー・ジャクソン・リーヴォン君を抱くエルトンと夫デヴィッド・ファーニッシュ氏(48)の、いわゆるゲイ・ファミリー写真がこの度芸能誌『Us Weekly』の表紙を飾った。
だがアーカンソー州の食料雑貨店「Harps」ではこの通り、そこに “Family Shield” というグレー覆いをつけ、アダルト誌と同様の扱いでスタンドに並べて販売。ツイッターでこの事態が紹介され、大きな話題になってしまった。
現在は取り外されたものの、Harpsの社長秘書Marty Yarboroughさんはメディアの取材に、「この表紙はゲイ色が強いという苦情が、何件かあったためです。各店の判断に任せていますが、消費者の方からそうした指摘を受けた雑誌は“Family Shield” で扱うようにしています」と話している。
あらゆる面でススんでいると思われるアメリカであっても、エルトンがママになった姿を “子供には見せたくない。こういうことは知らなくてヨシ” と感じる人も中にはいるわけだ。10年もすると、恐らく日本の人気芸能雑誌にもそうした写真が掲載される時代が来るであろう。好奇心が強い年頃の子供から質問をぶつけられたら、その時は何と返答しよう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)