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紅白2010で「トイレの神様」を歌った植村花菜が、事前のインタビューで楽曲作成までの意外なエピソードを明かした。
「トイレの神様」は本来9分52秒という長い楽曲だけに、植村花菜が紅白出場となった時は『フルコーラス』歌えるかが話題となった。
結局、紅白本番では前奏、間奏部分などの編集で8分弱となったが歌詞の内容はフルで歌うことが出来たのである。
植村花菜が同曲を歌い上げた後に感想を求められて、マイクを向けられたゲスト審査員の上野樹里が目を潤ませて答えていたのが印象的だった。
しかもその後ろに映った観客の女性もハンカチで涙を拭いており、会場全体が涙したといって過言でない状態だったのである。
12月30日にNHKでは紅白前の特番「紅白序章・歌手たちの30日間」を放送したが、その中で植村花菜へのインタビューも紹介された。
植村花菜は歌手デビューしてから全くヒット曲が無く、途方に暮れていた時に最愛の“おばあちゃん”を亡くしてしまう。彼女はその時に「おばあちゃんと自分の思い出を歌にしてみよう」と決心して楽曲『トイレの神様』を作ったのである。
彼女は同曲を作る時には純粋に祖母との思い出を歌にしただけで「初めて、聴く人のことを考えずに作った歌だと思う」と話した。
「トイレの神様」が多くの人の心に響くのは、彼女がこうしたいきさつで“おばあちゃん”への気持ちを純粋に歌にしたからではなかろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)