アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】銃不法所持のフランス人カップル、警官を射殺、逃亡、銃撃戦、そして死亡。(南ア)

南アフリカの北ケープ州にあるサザーランドという場所で、1月20日夕方、銃撃戦があり、フランス人カップルが亡くなった。カップルは南アに12年滞在しており、彼らの住居には銃などの武器が大量に発見された。

サンセットを迎えたサザーランドのある農場では、警察関係者が遺体袋を2体分運び出している。亡くなったフランス人カップルは14日に銃不法所持の疑いがあると調べに来た警官(27)を射殺し、逃亡中だった。警察は総勢70名で陸と空からカップルの行方を追っていた。カップルが潜んでいたのは彼らが12年間住み続けた家から400メートルしか離れていない空き家で、発見の一報が入ったとき警察は事件に関する記者会見中、耳打ちをされた警察トップはすぐさま現場へ向かった。

新聞記者らが現場に駆けつけたとき、近郊の道は全て封鎖され、警官が農場の門の前に立ちふさがった。その後、武装した警官が次々と農場へ向かうと、銃声が立て続けに鳴り響き、警官らが指図する怒鳴り声、さらに銃声、叫び声・・・そして現場は静寂に戻った。しかし警官は現場に数時間は入れずにいた。フランス人カップルが体に爆弾を仕掛け、動かすと爆発する可能性があったからだ。その後爆弾処理班が到着、安全を確認した後に遺体を搬出した。空き家には銃などの武器が大量に発見されている。

12年間このカップルに農場の家を無料で貸していた男性も、今回の事件にはショックを隠せないでいるが、彼にはさらにカップルの遺体確認という辛い作業も待っているとのこと。また、フランス人カップルが銃撃戦で警官によって射殺されたのか、覚悟の自殺を図ったのかはまだわかっていない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)