赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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南アフリカではケープタウン近辺が30度を超す猛暑となり、ヨハネスブルグ近辺からクワズール・ナタール州にかけて大雨が降っている。特に雷による死者はクワズール・ナタール州と東ケープ州で11名とも言われており、今後も増える見込みだ。
1月2日クワズール・ナタール州で発生した雷により2家族計7名が死亡、家が全焼した。遺族の1人は「2日午後3時過ぎから雨が降り出した。家族全員で教会に行って帰ってきたら雷に打たれ家が燃え出した。自分は家の外へ逃げ出したが、家族が中にいることに気づいて急いで戻ったが亡くなっていた。」と言う。彼は母親、息子、兄、叔母を失った。
もう1人の被害者は背中と肩に何かがぶつかり逃げ出そうとしたが、そこで記憶を失い気づくと病院にいたそうだ。またある15歳の少女は「地球に引っ張られている感覚がした時に、兄が家の中から引っ張り出してくれた」そうだ。
その他にも20軒が焼かれ、家を失った家族が路頭に迷っている。
現地を訪れた政府関係者は洪水と火災には携わっていたが、雷での死亡者急増には驚いているそうだ。さらに今後、雷は増加していくと予測されるので、科学技術省になんらかの方針を取ってもらいたいとも述べている。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)