昨年末に人気番組「めちゃ×2イケてるッ!」の新メンバーとなった重盛さと美が、地元のテレビ番組でオーディションにまつわるエピソードを話した。
昨年行われた「めちゃ×2イケてるッ!新メンバーオーディション」では1万人を超える応募者から最終審査が10月30日に行われて新メンバー5組7人が選ばれた。その1人が福岡出身のアイドル重盛さと美だったのだ。
彼女は新年1月9日に放送された地元福岡のテレビ番組「ナイトシャッフル」(FBS)に出演してオーディション合格のきっかけとなった出来事を明かしたのである。
オーディション1次審査の段階では各自が1分間の自己PRを行ったのだが、彼女は緊張して「重盛さと美です、よろしくお願いします」程度しか話せなかった。
すると審査員の武田真治が「ちょい、ちょい、ちょい、もっと! いっつもそんな感じじゃないでしょ!」と声をかけたのである。
重盛さと美はこれまでにもあの「エンタの神様」などバラエティ番組に出演しており『滑舌の悪い女子』のネタやモノマネを披露している。武田真治はそれを見て重盛さと美を知っていたのだ。
武田が「いつもみたいにモノマネとかやってよ!」と催促したので重盛はモノマネネタの『となりのトトロのメイちゃん』などを見せることができたのである。
「運が良かった」と重盛は言うが、これにより彼女は本来のキャラを発揮して1次審査を通過すると2次、3次と進み最終審査まで残ったのだ。
重盛さと美は最終審査について「レギュラーのみなさんも(結果を)最後まで知らなくて、お偉いさんだけ知ってたみたい」と新メンバー決定までの緊迫感を語った。
このオーディションについては「デキレースだろ?」という声も聞かれたが、彼女のこの証言や最終審査で落ちた芸人のトミドコロの話などを聞く限りでは『ガチ』の迫力が伝わってくるのだ。
今年はさらに人気が出ると思われる重盛さと美だが、彼女が「今年押していこうと思う」と言うモノマネネタが『盛りのついたネコの鳴き声』だ。きっと「めちゃイケ」で披露してくれるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)