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普及が加速しているスマートフォンについては、iPhoneとAndroidが一騎打ちの情勢であるが、ユーザーにとって、どちらを選択するかを考えるとき、アプリに優秀なものがあるかどうかが気になる。
一方、コンテンツ提供企業にとっては、両プラットフォームから収益を上げたいところである。そこで、ひとつのコンテンツからマルチプラットフォームでのアプリ開発を実現するサービス「AppliGate」がアイリッジから提供された。
AppliGateは、ユーザーのひとつのコンテンツから、複数のアプリを同時に制作するワンソース・マルチプラットフォームのサービスである。
AppliGateプラットフォームを利用して制作しているため、個別に開発した場合に比べて、短期間・低価格で複数のリリースが可能となる。
サービス開始時点で、9つのアプリプラットフォームに対応しており、合計7億人以上のユーザーへのアプリ提供が可能となる。
対応アプリの内訳は、スマートフォンアプリとして、iPhoneアプリ、Androidアプリ。
ソーシャルアプリとして、mixiアプリ(PC、携帯)、モバゲーアプリ、GREEアプリ、Yahoo!アプリ、Facebookアプリとなっており、ガラケーアプリのドコモiアプリが加わる。
AppliGateを利用することで、複数プラットフォームへの同時リリースを実現し、同社実績値で開発費用を50%以上削減できるとしている。
同社では、まず「クイズ・問題系」のアプリから提供を開始し、今後対応するアプリコンテンツを拡充していく予定となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)