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富士通 FMV春モデル発表 インテル製の最新CPUやワイヤレス・ディスプレイ対応モデルなど

富士通は、同社のパソコンシリーズ「FMV」の2011年春モデルを発表した。インテルの最新CPUやワイヤレス・ディスプレイ対応を図った先進的なラインナップが揃っている。

次世代・高性能CPU「インテル Core プロセッサー・ファミリー」を、デスクトップ「ESPRIMOシリーズ」の大画面23型ワイド液晶モデルから、ノートブック「LIFEBOOKシリーズ」の12.1型ワイド液晶搭載のハイスペックサブノート「PH74/C」まで幅広く10機種に搭載している。

「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」が負荷に応じてプロセッサーの動作周波数を引き上げ、ハイビジョンムービーに最適なパフォーマンスを実現する。

また、17.3型ワイド液晶の「NH77/CD」、15.6型ワイド液晶搭載の「AH77/C」、23型ワイド液晶一体型「FH99/CM」「FH98/CM」では、最新クアッドコアCPU「インテル Core i7-2630QM」を搭載している。

さらに、パソコン内のコンテンツをワイヤレスでテレビに表示できる「インテル ワイヤレス・ディスプレイ(インテル WiDi)」に対応しているので、パソコンに取り込んで編集したハイビジョンムービーの映像を手軽にワイヤレスで大画面テレビに映し出して楽しむことができる。

大画面モバイルノート「SH76/C」は、AHシリーズと同じ、ハイビジョンムービー(AVCHD形式)の再生や編集など負荷の高い作業もストレスなく快適に行えるデュアルコアCPU「インテル Core i5-2520M プロセッサー」を搭載しながら、外へ気軽に持ち出せる約1.52kgの薄型・軽量ボディーと約11時間の長時間駆動を実現している。

また、「天板からの全面加圧試験」を実施するなど堅牢性も高められている。

広いエリアでワイヤレス通信を楽しめる高速無線通信技術「モバイルWiMAX」の搭載や、マウスを使わずウェブサイトなどの画面を上下にスクロールできる「スクロールパッド」を採用するなど、外でも快適に利用できる機能を搭載している。

エンターテインメント液晶一体型「FHシリーズ」に、3Dメガネをかけずに、23型ワイド液晶の大画面で手軽に3D映像が楽しめる、グラスレス3Dモデル「FH99/CM」が新たに提供される。

本体添付の専用パネル「3Dコンバージョンパネル」をディスプレイに装着することにより、グラスレスで3D映像を楽しむことができる

エンターテインメント液晶一体型では、20型ワイドのエントリーモデル「EHシリーズ」が新たに加えられ、液晶一体型全機種で地上デジタル放送に対応し、「FHシリーズ」全機種ではダブル録画に対応したモデルとして提供される。

さらに、「FH99/CM」「FH98/CM」「FH76/CD」「FH58/CM」「FH55/CD」は、地上・BS・110度CSデジタル放送をどの組み合わせでも2番組同時に長時間録画できる「長時間10倍ダブル録画」に対応している。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)