自分の撮影した写真の風景を、もし往年の大画家が描いたらどんな風に仕上がるだろうと想像するのは楽しいことである。
そんな願いが簡単にかなうサービスが、カシオから提供される。大切な一枚の写真が感動的なアートに生まれ変わるネットワークサービス『イメージング スクエア』である。
1枚の写真から芸術的なアートの世界を表現する「HDRアート クラフト」と、独自の絵画変換アルゴリズムにより絵画調変換を実現する「バーチャル ペインター」を使って、写真を“デジタルフォトアート”に変える。
絵画調変換は「油彩」「重厚な油彩」「ゴシック油彩」「野獣派油彩」「水彩」「ガッシュ」「パステル」「色鉛筆」「淡彩点描」「シルクスクリーン」「ドローイング」「エアブラシ」の12種類が揃っている。
写真の保管や作品工房として使える「マイアトリエ」や、自分の写真を公開し、他の人の作品を鑑賞してコミュニケーションが楽しめる「ギャラリー」、そしてキャンパスやグッズへのプリントサービス「撮ったアート工房」といったサービスが提供される。
オンライン上で創った作品を実際のキャンパスにプリントできるほか、マグカップやTシャツなどにプリントしてオリジナルグッズを作成できる。
思い出の写真を絵画にして自分の部屋に飾ったり、オリジナルグッズをギフトとしてプレゼントしたり、写真の新しい楽しみ方を満喫できる。
レタッチソフトのフィルター機能を使ってこうした加工をしようとすると、パラメーターの調整にばかり気を取られて、なかなか満足のいく仕上がりにならず、途中で諦めてしまうことにもなりがちである。
難しいことを考えずに、サクッと絵画調に変換してくれる『イメージング スクエア』は、誰でも気軽にデジタル加工が楽しめる魅力的なサービスになりそうだ。
サービス提供開始は2011年1月11日からとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)