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ネットワーク上の別機からファクス送信もできるデジタルフルカラー複合機「imagio MP C5001it/C5001A it/C4001it」リコー

リコーは、デジタルフルカラー複合機の新製品「imagio(イマジオ) MP C5001it/C5001A it/C4001it」を発売する。
ネットワークに接続された他の同機からファクス送信・データ蓄積・印刷が可能となっており、オフィスにおけるファクス送信などの待ち時間を減らすことが可能だ。

新製品は、2010年11月に発表した「imagio MP C5001/C4001シリーズ」をベースに、IT機能をさらに充実させたハイパフォーマンスマシンである。

本機内部に100GBのファイルサーバーを搭載し、スキャンデータ、受信ファクス、受信メール、外部メディアのデータなどの格納が可能。

またネットワークにつながったパソコンからのデータの書き込みや取り出しもでき、業務データの一元管理を実現する。

ファイルサーバー専用のIPアドレスと電源を割り当てることで、複合機本体とは独立した運用が可能だ。

これはネットワーク上のPCからは、プリンタとファイルサーバーが別々にあるように見えるので、セクションやチーム別の専用ファイルサーバーとしての運用も可能になる。

さらに、無停電電源装置の標準搭載により停電時のデータ損失を抑止する。

ハードディスクのパスワード設定機能を標準搭載し、さらにオプションで入出力ファイルのウィルス検索/駆除も可能なので、安心して運用できる環境が構築できる。

オフィスにおける、印刷順番待ちのロスタイムは、積み重なるとビジネススピードに影響を与えかねない。

特に、大量のプリント/ファクスジョブが一台の機器に集中したときに、別機への振り替えが速やかにできるメリットは大きいだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)