優秀なフリーウェアやシェアウェア、そしてiPhoneアプリやAndroidアプリを開発し、人気ソフトになったが、サポートが追いつかない、または関連サービスの仕様変更に対応しきれない。そんなアプリ開発者は多いであろう。また、アプリケーション開発のための人材とノウハウは豊富でありながら、マーケティングノウハウの不足により、資産化できないでいる企業も多いと思われる。それら悩みを持つ技術者や企業にとっては朗報になるだろう。自前のアプリ著作権を自由に売買できるサイト「ソフトウェアM&A」をご紹介したい。
これまで、ソフトウェア著作権の売買は、大手企業間による直接交渉や、事業買収・事業売却における「譲渡物・買収物の一部」として取り扱われるケースに留まっており、これらを総合的に取引できるマーケットプレイスは存在しなかった。従って、著作権だけを販売することは難しく、事業部門ごとまたは会社ごとの事業の一部としてしか取引できないのが現状である。
Windows/MacアプリやiPhone/Androidアプリは、大手のアプリ紹介サイトで販売することはできるが、なにしろ有償/無償を含めて数が多すぎる。せっかくの優秀なアプリケーションを開発しても、人気ソフトとして紹介してもらわなければ埋もれてしまう。
しかし、ソフトウェアM&Aならば、ソースコード、デザインデータ、各種ドキュメント類、仕様書、設計書、マニュアル等、その他全ての知的財産権利を販売し、現金化することができる。手塩にかけて開発し、育てたアプリを売却するのは心が痛むかもしれないが、優秀なマーケティング能力を持つ企業が買い取って、販売網を拡大することで、我が子のようなアプリが大きく飛躍する可能性を秘めている。また、買い取りを行う会社も、競合他社のサービスに差を付けるべく、優秀なアプリ著作権を手に入れて、自社のマーケティングに乗せることで、シナジーを発揮することができる。
さらにソフトウェアM&Aでは、SEOビジネスを行う会社向けにバックリンクドメインの販売も行っている。自社で集めたオリジナルドメイン100個を鍛え上げて、販売するといった仲介も行っているのだ。
気になる手数料だが、売買契約額100万円以上は売買契約の5%+消費税。売買契約額100万円以下は一律5万2500円となっている。
ソフトウェア著作権所有者が単純に資産を現金化するためにも使えるが、シナジーの場と考えることで、その利用範囲はいっそう広がる。
というのは、官公庁や一般企業は、原則としてフリーウェア等は使わない。サポートが明確になっていないとシステム管理面で問題があるからだ。そこで、優秀なフリーウェアを買い取って、自社で追加開発及びサポートを付けて販売することで、相応の利益が見込める。また、SEO企業は、IP分散率の高いドメインを買い集め、バックリンクを一カ所に集中させたドメインを使い、最初から特定キーワードに特化したサイトとして販売することができる。その他、写真素材やサイトテンプレートなども含めて、広くアプリやデジタルコンテンツ売買できるサイトとして注目されよう。
「ソフトウェアM&A」の開始を記念して、売却案件を登録した先着30企業に52,500円をプレゼントする「ソフトウェアM&A開始記念!売却案件募集キャンペーン!」が行われている。売却を検討している企業は急いで申し込むことをオススメしたい。
■詳細およびお問い合わせはこちら
パートナーズ株式会社
ソフトウェアM&A運営事務局
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(TechinsightJapan編集部 真田裕一)