昨年長期療養から復帰したナインティナインの岡村隆史が、新年のテレビ番組で療養中の状態やトラウマについて明かした。
長期に渡る休業から昨年11月に復帰した岡村隆史が、2011年1月5日放送の「ホンマでっか!?TV」に出演した。
MCの明石家さんまへあいさつのためにスタジオに現れた岡村隆史は飛び込みという形で出演。同番組の核をなす頭脳・博識軍団の先生方に質問することになったのだ。
岡村は開口一番、「すぐに結婚しないと危ないんですよ」と結婚する方法を相談した。さらに彼は療養に入る前の状態を「母親と手をつないでもらい寝ていた」と明かしたのだ。
衝撃的な発言に周囲も驚きを隠せなかったが、岡村を良く知るさんまが「その方が落ち着くそうなんよ」とフォローした。岡村も「周囲に僕をケアしてくれる女性がいなくて母親と手をつないでもらい寝ていた」と自ら説明したのである。
さんまはさらに岡村が結婚できない原因は軽度の女性恐怖症にあると暴露した。岡村も最初に交際した女性との体験を明かして「あれがトラウマになっている」とそれを認めたのだ。
それは彼がまだ20代の頃に知り合った女性と奈良でデートした時のこと。「彼女はほんとに可愛い女性で『キャーッ』といいながら鹿にエサをあげていた」と岡村はその様子を話しだした。
やがて2人は部屋に入り彼が「キスしてもいいですか?」と切り出してキスすると、彼女が豹変して積極的に岡村の体を求めてきたのである。しかもかなりのテクニシャンだったらしい。岡村は「汚らしいーっ!」と叫びながらその場を飛び出したのだった。
以来岡村は「積極的な女性は無理」な体質となったのである。岡村が「自分よりもおとなしい女性で、なおかつリードしてくれる女性が好ましい」と言うと、先生方は「それは無理」と答えた。しかし岡村は「だから相談してるんですよ」と真剣に悩みを訴えたのである。
ところが今田耕司が「それ以前に岡村は女性との会話が苦手」だと言うと「さんまさんと飲んで教われ」と言い出したのだ。今田は先日、岡村とその親友の博多大吉とで女性相手に飲んだ時のことを話した。その際の岡村と女性の会話は「チンジャオロースの具を買いすぎた」と女性が言ったことから始まり「どれくらい買ったのか?」、「何日も作らないといけないな」といったチンジャオロースを巡る会話から離れなかったのだ。
横で聞いていた大吉が痺れを切らして「おもろない」と吐き捨てるように言ったという。
この岡村の会話を心理学の先生が「典型的なガールズトークです」と分析した。女性同士の会話ならばそれで満足するが、男女の会話としては女性は満足しないと言うのだ。
他の先生方からも「チーズを食べるといい」、「満月から15日の間に合コンすると良い」というようなアドバイスがあったが果たして岡村の参考になっただろうか。
別の番組で明石家さんまと今田耕司が「岡村が療養せねばならなくなったのは自分達に原因があるようだ」と反省していたが、今回は新年早々2人で岡村に突っ込みまくっていたのである。
さすがにそれを笑いにつなげていた岡村隆史だったが、まだまだ無理をしすぎないようにして欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)