エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「身の危険何度も感じた」。帰国直後の間寛平がアースマラソンの実情を語る。

新年1月4日の朝、アースマラソンに挑戦中の間寛平が帰国した。福岡のヨットハーバーで日本の地を踏んだ寛平にテレビ番組が生中継でマラソンの様子を尋ねた。

間寛平(61)はヨットで西福岡マリーナマリノアに到着、妻の光代さんらが見守る中、ヨットから飛び降りるように両脚で波止場に足を着けた。
その後ハーバーで待機している間寛平にテレビ「DON!」が午後12時40分頃にスタジオと生中継を行ったのだ。

「日本に着くと実感したのはどの辺りからか?」と出演者の徳光和夫が質問すると、寛平は「青島(チンタオ)を出た頃からもう日本やと、ドンドン実感してきた」と答えた。
さらに寛平は司会の中山秀征(ヒデ)の質問に答えて、セルビアで盗難被害にあった件も詳細に説明してくれた。寛平ら一行は車に機材などを積んでいたところ車上荒らしからガラスを破壊され積んでいたものが盗まれたというのだ。
しかし寛平は「でも、神様はおるもんやね」と感慨深く言うと、その犯人のナンバープレートを犬を散歩させていた男性が目撃したことから、犯人は御用となり被害はカメラ1台にとどまったことを話した。

また、徳光から「身の危険を感じたことは?」と尋ねられた寛平は「何度もありますよ」と答え、カザフスタンでは機銃に実弾を装てんされたことを明かした。
彼は「装てんされた時は『とにかく撃ってきたらこうよけてやろう』と考えたね」と手で弾を払いのける仕草をして笑わせたが、相手が発砲してもおかしくない危険な状態だったのだ。

他にもヒデから「日本に久々に帰ると『しょう油の臭いがする』というけど感じましたか?」と問われて「感じました~!」と適当に答える寛平だった。
そこでヒデが「前立腺ガンを患いながらも走った精神力の強さって何でしょうか?」と聞くと「それはみなさんの応援ですよ!」と答え、ヒデからそれはホントかと突っ込まれると「ヒデちゃん、ホントに感じてるよ!」と焦っていた。

彼のアースマラソン挑戦はまだ続き、1月21日に大阪でゴールする予定なのである。
ヒデから「そのときは何か見せてくれるんですか?」と振られた寛平はやるつもりだと「4、5、6! ドーン! ドーン! ドーン!」と腰を前後に振ってギャグを見せた。
だがパフォーマンスを見せた後で寛平は「ごめんね、ヒデちゃん。2年間走っていて芸が粗くなって」と詫びたのである。
ヒデから「2年前と全く変わってませんよ」と言われて「ヒデちゃん! なかなか見る目が広いね」と今度は目の前で手の平で視界が広がるジェスチャーをしておどけて見せたのだ。

アースマラソンという世界的にも例のない挑戦を行いながらお笑い芸人の心は全く失ってないところが寛平の凄さなのだろう。
寛平との中継が終わった後で徳光和夫は「この方は教科書に載せたい」と言い、ヒデは「もう歴史上の人物でもいいのでは」と寛平の偉業を称えたのである。

この後、間寛平は各地でイベントに登場しながら大阪まで上りゴールする。ゴールイベントはよしもとの仲間も入り盛大なものとなるだろう。寛平のパフォーマンスにも期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)