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writer : maki

【エンタがビタミン♪】ホンマでっか!? 美人心理学者、植木理恵の意外な過去。

明石家さんまの人気番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)のレギュラーメンバーとして人気なのが心理学者の植木理恵氏だ。新年に放送された同番組で彼女の生い立ちが明かされた。

ホンマでっか!?TV」では明石家さんまのMCはもちろんだが『頭脳・博識軍団』とされる著名な先生方のコメントが見どころでもある。
その軍団の1人が植木理恵氏なのだが、彼女の知的な美しさは番組のアクセントにもなっており重要な位置にあるといえるだろう。

新年第1回目となる1月5日の放送では「ほぼ1分で分かる ホンマでっか!?ルーツ」と題して先生方の生い立ちが紹介された。
植木理恵氏の生い立ちも紹介されたが、その意外な過去には共演者たちも驚いていた。

彼女は小学校時代を先生から『ちょっと変な子』と見られて過ごしたのだ。彼女が他の子どもと違った『視点』を持っていたからなのだ。
やがて中学生となった彼女は小学校の生活を教訓にして『優等生』であろうと努力した。つまり自分を押し殺して周囲に合わせようとしたのである。
その結果、彼女はプレッシャーとストレスで倒れてしまう。植木理恵氏はその頃を振り返り「テストの問題で1問目が解けないと次に進めないようなところがあった」と自分の性格を説明した。

彼女は中学生にして自身の性格や思考が周囲とそぐわないと自覚していたのだ。そしてなんとか解決法を求めて医師の診断を受けたのである。
すると医師は「朝、紅茶にジャムを入れて飲むといいよ」と彼女に対策法を話した。中学生の彼女にとってそれは『子どもだまし』な対応に思えたのだ。
植木理恵氏は中学生にして「もう誰も分かってくれないんだ。心の問題に医療はついてきてないんだ」と実感したと話す。彼女はそこから自ら心理学を学んで心の問題に解決の道を見出そうと考えたのである。

その後、お茶の水女子大学、東京大学大学院で心理学を学んだ植木理恵氏は心理学に関する数々の賞を手にする。
現在は慶應義塾大学講師として、また都内総合病院心療内科で臨床心理士を務めている。

同番組で今年の抱負を求められた植木理恵氏は「心理学を自分の心理に役立てたい」と話した。
「ホンマでっか!?TV」の影響なのか、彼女も最近はそうしたユーモアのある対応もお手の物だ。心理学的にもバラエティ番組は有効ということだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)