タレントの北斗晶は、女子プロレスラーとして活躍した時代はデンジャラス・クイーンと恐れられた。そして今でも鬼嫁と呼ばれるその迫力に翳りは無いようだ。しかしその北斗晶もあのバラエティ番組の凄まじさには驚いていた。
彼女は12月10日のブログでテレビ「お試しかっ!帰れま10 3時間SP」の収録時の事を書いている。彼女はひと言「この番組すげ~」とだけ感想を述べているのだが、12月27日に放送された番組を見ると彼女の心境がよく分かった。
同番組で北斗晶が参加したカンニング竹山チームは、スーパーマーケットの冷凍食品の人気商品ベスト10を当てるのが課題だった。
メンバーの中で唯一母親である北斗晶は、リーダーシップを取って冷凍食品を選択して行くがなかなか予想は当たらず苦戦した。彼女らは夜を徹して冷凍食品を食べ、全10品を正解した時はすでに朝7時を過ぎていたのである。
この番組の収録だけでも予想を上回る過酷さに疲れ果てた北斗晶だったが、彼女には『スクールゾーンの看板出し』という地域の役割が6時半にあったのだ。間に合わないと分かった北斗は携帯電話をかけていた。もちろん相手は夫の佐々木健介で彼女は「健介に頼んだから大丈夫」と言い切ると収録を続けたのだ。だが、北斗はさらにその日の午後には「通学路のパトロール」が待っていると話した。
これにはさすがの北斗晶もかなり参ったようで、ブログでは「限界を超えると。人間、清々しい気持ちになる」と書いている。状態としてはとにかく睡魔との闘いで「これは、幻覚だ。あたしは、眠いんだよ」と心の叫びを記しているのだ。
タフな北斗晶も、帰れま10とパトロールのWヘッダーで大変だったようだが、帰れま10のメンバーは「北斗さんが巡回するなんて頼もしい地域だな」と感心していた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)