女優の沢尻エリカと夫・高城剛氏は離婚問題から一転、復縁したと噂されている。しかしこの件に関して取材陣が彼女にインタビューを試みるが手ごたえのある情報は得られていないのだ。
そんな中でテレビ局の若手ディレクターが沢尻エリカを昨年末から追跡しており、新年13日に彼はついにその核心に触れることができたのだ。
読売テレビの中埜勝之(なかの)ディレクターはテレビ「情報ライブ ミヤネ屋」を担当している。
ディレクターといえども仕事内容は多岐に渡るようだ。昨年末、中埜Dは沢尻エリカと高城剛氏を取材するためにスペイン・バルセロナへと向かったのである。
地元の店で沢尻エリカが住むアパートを確認して雨に打たれながら待ち続けた彼は早くも彼女を目撃した。「出てきた!」と興奮する中埜Dだったがなんと撮影しそこなったのである。
まさかのミスにショックを受けて落ち込む彼に「寒いだろうと思って」とホッカイロを差し入れてくれたのが高城氏だったのだ。
ちょうどクリスマスの時期であり中埜Dは沢尻エリカが大好物だというケーキを高城氏に託した。高城氏も嬉しそうに「ありがとう、ちゃんと渡しときますね」と快くそれを受け取ってくれたのだ。
それから年が明けた1月13日のことだ。沢尻エリカ帰国の情報を元に中埜Dは彼女の自宅マンション前で待ち受けた。幸運にも姿を見せたエリカに彼が「離婚はなさらないんですか?」など質問するも答えてもらえず、彼女はタクシーで去ってしまう。
しかも、そのやりとりを映したカメラには彼女の髪の毛と帽子しか映っていないという最悪の結果となってしまったのだ。
中埜Dはバルセロナに続き2度も撮影チャンスを逃してしまったのだ。彼はその夜午後10時を回った頃に他の取材陣らに混じりタクシーで帰宅したエリカに3度目の取材を試みた。
取材陣が「復縁は本当ですか?」などの質問を繰り出すがエリカは「別日にまた正式なコメントを出しますから」の一点張りでマンションへ入ろうとした。
その時だ、中埜Dが「スペインで高城さんにケーキを渡したんですけど食べていただけましたか?」と問いかけたのである。
一瞬にして沢尻エリカの態度が変わった。彼女は「あっ『ミヤネ屋』さんっ!」と笑顔を浮かべると、明るい声で「食べましたっ。おいしかったですっ」と答えたのだ。
ここに来て中埜Dのバルセロナでの努力が実った形となった。しかもその後は沢尻エリカの態度もガラッと変わったのである。
彼女は車から降りると殺到する取材陣へ「みなさん大丈夫? ホントにみなさん慌てないで。落ち着いて! また後日ちゃんと報告しますので」とみんなが怪我をしないように気遣いながらマンションへと入って行ったのだ。
中埜Dの取材を整理すると、彼はスペインで高城氏に沢尻エリカへのクリスマスプレゼントとしてケーキを渡した。そしてエリカ本人が『ケーキおいしかった』と話したのである。
つまり、バルセロナのアパートには高城氏と沢尻エリカは一緒に住んでいた可能性が高いのだ。もし、一緒に住んでいなかったとしてもケーキを渡す仲であることは間違いない。
これは『復縁』したといって良い状態だろう。沢尻エリカの言葉で確認できてはいないが、ここまで核心に迫る内容を取材したのは中埜Dが初めてなのだ。
番組ディレクターによるこうした芸能界の取材は視点が違うからだろうか、意外な情報を手にすることがあるようだ。この2日後にはフジテレビの「Mr.サンデー」のディレクターがさらに別角度から沢尻エリカに迫っている。その内容についてはまた別記事でお伝えしたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)