エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】本が売れて大金手にしたら…。「苦役列車」で芥川賞受賞した西村賢太氏の使い道。

自らの体験をもとに書いた「苦役列車」で2011年、第144回芥川賞を受賞した西村賢太氏の取材にバラエティ番組が成功した。

西村賢太氏にテレビ「アッコにおまかせ!」のスタッフがアンケート取材を行った。
1月23日放送の同番組でその内容が紹介されたが、本来取材はあまり受けないとされる西村氏だけに貴重な内容といえる。

受賞時の記者会見で西村氏は「(受賞の連絡を受けた頃に)そろそろ、風俗に行こうと思っていたが、行かずに良かった」と答えて話題となった。
その件について「アッコにおまかせ!」のスタッフが確認すると、彼は「本当に風俗に行くつもりだった」とアンケートに直筆で答えたのだ。またその動機については「(落ちていれば)失意の寂しさを紛らわすため」ということである。

さらに「本が売れて大金が手に入ったらどうする?」という質問に対して、西村氏は「毎日風俗へ行く」と答えており、しかも「(これは真面目です)」と括弧くくりで念を押している。
そんな彼の好みの女性のタイプは「セクシー(系)美女」ということである。

西村氏の作品には女性によるDVを受ける場面が登場するのだが、その彼に「アッコさんを作品に登場させるならばどんな設定に?」と尋ねると「(DVでは無く)間違いなくボコられるので、作品として成立しません」と作品化は無理だと言い切った。

そんなシャレの効いた回答も見られて、西村賢太氏はこれまでの芥川賞作家に無いキャラクターを持つことがうかがえるアンケート取材だった。
今回の受賞で彼のそうした面も注目されることになり、これまでに書いた数々の作品にも関心が集まりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)