世界のどこに行っても、ファンにもみくちゃにされることにはもはや慣れている人気者のレディー・ガガ。だがそこは24歳の若い女性、熱狂的なファンが時にしでかす困った事態に、身を震わせ怯えることもあるようだ。

現在彼女のコンサート・ツアー『The Monster Ball』は欧州で続けられている。19日には、天候不良によりツアー・バスが足止めをくらい、おまけにクルー2名の逮捕で一行はフランス・パリに入れず、やむなく公演が延期となっていたが、どうにもこの所のガガは受難続きのようだ。

英紙デイリー・ミラーは、今月16日に一人の女がロンドン「O2」アリーナ公演のバックステージにあわや侵入、という事件を伝えている。セキュリティが取り押さえ事なきを得たが、ガガ様は（柄にもなく）しばらく身を震わせていたそうだ。

熱狂的なファンが扉をこじ開けよう、壁をよじ登ろうとしている姿ならまだ分かりやすい。だがその女は偽造のパスを所持し、クルーを装ってごく自然な態度で侵入しようとしていたというのだ。

そして20日には、フランスでも不愉快なことが起きた。19日夜に行われるはずであったパリ公演が、上記の理由により20日に延期となっていたが、ガガはコンサート会場に入る手前で一人の中年男性に右の胸を掴まれたのだ。

ボディーガードがすぐにその男を引き離したが、ファンとのハグやサインに笑顔で応じていたガガは一気に表情をこわばらせ、その後はファンを避けるように小走りで会場に入って行った。

売れっ子にはつきものの悩みとはいえ、ブリトニー・スピアーズもリンジー・ローハンも皆、日常的なこうした不安に襲われるようになって、精神的安定を欠いて行ったのだ。ガガ様のセキュリティー・チームの皆さん、とにかくシッカリ頼みます！
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（TechinsightJapan編集部　Joy横手）