レディ・ガガが完全にブチ切れている。19日夜に予定されていた、『Monster Ball』パリ・コンサートを楽しみにしていたフランスのファンも同様だ。なんとツアー・バスが現地警察により足止めされ、そのコンサートのキャンセルを余儀なくされてしまったのだ。

28台ものバスが連なりパリ入りを目指していた中、ある地点で “天候不良による通行禁止” により2時間もの足止めをくらったという。これを渋り、強行突破を主張したクルーが2名逮捕され、現地警察に26時間も拘束される事態となってしまったのだ。

ガガはその後 “Twitter” の自身のページで、ファンへのお詫びの気持ちをこのように綴っている。

「あまりのひどい出来事に、もう怒りがおさまらないわ。ファンの皆さんもでしょうが、私自身も悔しくてしょうがない。最低限のショーでもいいから、待っているファンに何とかパフォーマンスを配信することが出来ないかと尋ねたんだけれど、電源やサウンドの面でムリだと分かったの。怒りと悲しみでいっぱいよ。皆さん本当にごめんなさい！」

パリのコンサート会場で警備にあたっていた警官だって、内心 “チェッ！見たかったのによぉ” と恨めしく思っているはずだ。ああ、なんと残念な…。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）