ダーレン・アロノフスキー監督のメガホンによるサイコ・サスペンスの最新映画、『Black Swan(原題)』に主演した女優のナタリー・ポートマン(29)。プリマ・バレリーナを演じた彼女は、パスタやピザでもしっかりダイエットをしていたことを告白した。
先月ハリウッドで開催された『AFI FEST 2010』という映画祭には、アロノフスキー監督率いるフルキャストがレッドカーペットに登場したが、そこで監督は、芸能情報番組Access Hollywoodにこう漏らしていた。
「ナタリーは精神面でトラブルを抱え自分をどんどん追い詰めていくプリマ・バレリーナを演じたんだけれど、必要以上にどんどん痩せて行く感じがしたんだ。ある時彼女の背中があまりにも痩せてイタイタしくなっていることに気づいて、ナタリー、これからは食べてくれと声をかけたね。自分のトレーラーにちゃんと食糧を買い込んであるのか、確かめたりしたよ。」
そして先月30日、NYジーグフェルド・シアターで開催された同作品のプレミア上映会にて、ポートマンは米芸能誌『People』に撮影中のダイエット事情をこのように語った。
「そのプリマ・バレリーナの役を完璧に演じるため、撮影中に頭にあったのはダイエットのことばかり。毎日パスタ、パン、ピザ、これの繰り返しなんだけれど、私はほんのちょっとずつしか自分のお皿に取らない。ガマンよ。どんな特別なダイエット方法よりとにかく量、これが痩せるカギだったわ。」
ちなみにこの作品で振付を担当したニューヨーク・シティ・バレエ団のダンサー、ベンジャミン・ミルピエとポートマンは昨年秋から交際をスタートさせており、筋肉美を誇るしなかやな彼のボディがとても気に入っている様子だ。体重こそ落としたものの、得たものも実に大きかったポートマンである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)