来年3月に日本でも公開される、ジョニ・デップ&アンジェリーナ・ジョリーの共演が話題の最新作『ツーリスト』。撮影中、デップはアンジーをどのように感じていたか…。
アンジェリーナ・ジョリーと共演という話があった時から、すでに何か油断ならないものを感じていたというデップ。案の定、長年のパートナーであるヴァネッサ・パラディは彼の出演を嫌がっていた。撮影は順調であったが、シャワーを浴びながらアンジーと絡むという大胆な濡れ場にはさすがに困惑し、撮影後にその部分をカットするよう制作者らに頼みこんだとも言われている。
そんなデップだが、撮影中には彼女の人柄、魅力をしっかり理解したとして、『Vanity Fair』誌とのインタビューではこのように語っている。
「彼女が本当はどんな人物で、ユーモアのセンスがあるのかなんて誰にも分からないだろう?でも彼女はいたって普通の人だったから、僕にとっては楽しいサプライズだったよ。ただし、ものすごくダークで意地の悪いジョークを飛ばす女だね。」
「一緒にいると、とにかくちゃかちゃかとよく働くし、座ればブツブツ文句ばかり並べる。それでいてよく大笑いするんだ。僕は光栄なことに、長いことエリザベス・テイラーとお付き合いをさせてもらっているんだけれど、アンジーがまさにそのタイプかなと思うんだ。」
ラブ・シーン付きで彼女と共演するというのは、やはり世間の大きな注目の的であった。誤解されるような報道を極力避けようと、パパラッチを含むメディア対策にそれは気を使ったそうだ。
「撮影現場を離れれば別行動をと心掛けていたよ。いや、撮影中でも人前では無駄口をいっさい慎んだ。誰にも見つからないような場所で、ようやくほんの少し会話を楽しむ、その程度だったよ。お互いに家庭がある身だし、そこはちゃんとしないとね。」
インタビュアーももう少し突っ込んで、“具体的いにはどんなジョークでしたか?” とか、“お互いに家庭がなければ、アンジーに恋愛感情が芽生えていた可能性はありましたか?” くらい聞いてくれれば良かったのに。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)