エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「叱ってあげる」。和田アキ子が宇多田ヒカルにまた! キワドイ発言。

歌手の宇多田ヒカルのベスト盤に関する発言を巡り、ベテラン歌手の和田アキ子とのコメントのやりとりが「反発発言では?」と話題となった。そんないきさつがありながら、ラジオ番組での宇多田の発言に対して和田アキ子がまたしても苦言を呈したのだ。

11月28日に放送された「アッコにおまかせ!」ではJ-WAVEラジオ「McDonald’s TOKIO HOT 100」にゲスト出演した宇多田ヒカルの様子を紹介した。
宇多田はラジオ番組の中で『今年いっぱいで音楽活動を無期限で休止』することについて話している。これまで「家賃の価格も知らずに過ごしてきた」という彼女は「マネージャーなしじゃ何もできないおばさんとかになりたくなかった」と世間とズレた感覚を修正したいことが休業の目的のひとつと語った。
また「音楽的にも『これはないんじゃない』と言う人もいない」、「私を叱る人もいない」と悩みを打ち明けている。

10月の事だ、宇多田ヒカルが日本でベスト盤をリリースする同時期に彼女が米国で契約したユニバーサルミュージックが「Utada」名義のベスト盤「Utada The Best」を発売する事がわかった。それに対して彼女は『心がこもっていないアルバム』ということから「買う必要ない」とツイッターでつぶやいたことがある。
それに対して和田アキ子が『宇多田が自分のアルバムに対して言うべきことでは無い!』と非難したのだ。
今度はそれを見た宇多田がツイッターで「そういうのは気にしないのが一番さ・・」と『一部の情報からだけで意見するのは趣味であり報道ではない』という内容をつぶやいた。
このやりとりが『宇多田が和田にケンカ売る?』と話題となったのである。

それからおよそ1ヶ月が過ぎようとしたところで、前述の宇多田のラジオでの発言があったのだ。
スタジオでその内容を見た和田アキ子は「宇多田ヒカルは『何もできないおばさんになりたくない』とか言うけど、お金は腐るほどあるのよ」と発言して周囲を慌てさせた。
さらに、以前宇多田とジムでよく顔を合わせていたことから「普通の子ですよ」と「叱るだけでいいなら叱ってあげる!」と言ったのだ。
宇多田ヒカルへの苦言というよりは挑発にも聞こえる内容に、周囲のメンバーも言葉も出ない状態だった。
緊迫した空気が流れたスタジオだったが『有吉弘行が猿岩石時代に比べて見る影も無い』という話に移り、和田が「また、旅に行ったらいいんじゃないか?」と有吉に突っ込んだのだ。すると有吉が「いやいや、みんなの意見を言うと」と和田に向かって「おまえが行って来い!」と毒舌をお返しした。和田はそれに対してキレるかと思いきや意外にも「ひと言いわせてくれる『ありがとう』」と有吉に頭を下げたのだ。そして「宇多田さん、私の事を叱ってくれる人がおりまんねん」とテレビを通じて宇多田へメッセージを贈ったのである。

有吉の毒舌のおかげで場の空気は随分とほぐれたのだが、もしこの放送を宇多田ヒカルが見ていたらどう受け止めただろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)