映画『ノルウェイの森』で日本でも一躍知られるところとなったトラン・アン・ユン監督が、日本で女性ファンに囲まれて大変な目にあったことを明かした。しかも、それは人違いだったと言うのだ。
ベトナム出身のトラン・アン・ユン監督は12歳でベトナム戦争を逃れてフランスへ移住している。これまでの映画作品もフランスとベトナムとの共同制作が多い。
今回『ノルウェイの森』で日本映画を撮ることとなり監督は初めて日本へ長期滞在することとなったのだ。
12月13日にテレビ「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングにゲスト出演したトラン・アン・ユン監督は日本でのエピソードを話した。彼は日本で、ある男性と人違いされてひどい目にあったと言うのだ。
ある日、トラン・アン・ユン監督がレストランで食事をしていると心なしか周囲の女性達の視線を感じた。食事を終えて彼がレストランから出ると、なんとその女性達が殺到してきて彼はもみくちゃにされたのだ。
監督はケガこそなかったものの「上着が破れてしまった」と被害にあったことを明かしたのだ。
実はトラン・アン・ユン監督はタモリが「凄く繊細な風貌で俳優みたいですね」と評すほどのイケメンである。「堺雅人に似ているそうだ」と監督は周囲の噂を耳にすると言う。人気俳優の堺雅人の女性ファンが勘違いしてもみくちゃにして服を引き破ったことが後で分かったのである。
堺雅人とトラン・アン・ユン監督が面識があるかは不明だが、監督は「堺さんに上着代を請求しようかと思っている」とジョークを言って笑っていた。
監督も日本の人気俳優と間違われたのだ。悪い気はしなかったようである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)