赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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ある月曜の早朝、南アフリカのダーバンで8名が殺される事件が起こった。事件現場は数ヶ月前に猟奇殺人2件が起きた場所から数キロしか離れていない。住民たちは再び恐怖で眠れない日々を送ることとなった。
12月13日午前5時ごろ、ダーバンのンポラ(Mpola)という町で子供5名、大人3名の計8名が殺害される事件が発生した。現場は集落からやや孤立した場所にある家で、被害者は48歳男性、その子供25歳、9歳、7歳、6歳、そして9ヶ月、さらに子供たちの祖母(58歳)と、遊びに来ていた16歳の男の子だった。
警察では朝5時すぎに何者かが家に侵入、鍵をかけた後8名を銃で殺害、その後ガソリンを撒いて火を放って逃走したと考えられている。殺害現場にガソリンを入れていたペットボトルの容器数本とマッチが発見されている。
殺害された48歳の男性はダーバンのゴミを収集する仕事についているが、人から恨まれることはなかったと男性の弟は言っている。また、近所の人々は「何十年とここに暮らしているが、こんな恐ろしい事件が起こるのは初めて。」や、「無差別殺人がまた起こったのかもしれない。次は自分たちの家族かもしれないと思うと眠れない日々が続く。」と恐怖を募らせている。
犯人の人数、行方などはわかっていない。犯行動機も不明だが、呪術的な原因があるかもしれないそうだ。
数キロ離れた先の町で、今年10月に6名が射殺され、その3日後に4名が射殺される事件があった。この犯人のうち2人は警察によって殺害され、1人は自首をしている。今回の事件が模倣犯である可能性もありえるだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)